私は8日から夏季休暇。(ショールームは営業しております)例年でしたら、静岡市の大浜プールに出かけたり、つま恋リゾートのプールに出かけたり(ほぼプール)。ですが、今年はプールも自粛しようかな。
子どもに何したい?と問いかけたところ、「ブロックと、折り紙と、お絵描きと、私がピアノを弾くからみんなで踊って」と、家族で楽しむ遊びを多々上げてくれました。今年の夏季休暇は、とことん子どもに寄り添ってみようかな、と思います。
その中でも1つだけ気になっているイベントがありまして。静岡市美術館で開催されている「ショパン―200年の肖像」展示会です。ショパンと言えば「ノクターン」「英雄ポロネーズ」「子犬のワルツ」など、「聞いたら知ってる!」音楽がたくさん。
また、半年ほど前に「清塚信也」さんのライブに行きまして。清塚さんのショパンを聞いたせいか、ショパン熱が冷めません。ショパンが虚弱体質というのは有名なお話ですね。「虚弱体質だったショパンがどんな思いで曲を作ったのか」「明るくダイナミックな曲である英雄ボロネーズを弾けたのか?」そういった背景を思い描きながら音楽を聴いてみると、また違った想いが湧き上がってきます。
ピアノを始めて1年ほどたった子どもですが、最近は弾ける曲が増えてきてピアノを楽しんでいるようですので、一緒に「ショパン―200年の肖像」に足を運んでみようと思います!暑い夏でも涼しい美術館は夏季休暇にもってこいの場所ですね。
では、ピアノ繋がりで今回は「ピアノを取り入れたお住まい」をご紹介しましょう!
無垢の床が心地よく、大きな窓で明るく開放的な個室にピアノを置いたお住まい。と言ってもここは「ピアノのための部屋」ではありません。ピアノを置きつつ、来客の寝室や子どもの遊び場など、多くの要素を盛り込んだ多目的ルーム。また驚きなのが、こちらのお住まいは「敷地35坪」なのです!「グランドピアノを置くなんて、お屋敷みたいな家なんでしょ?」といった思いを覆してくれます。
こちらはリフォーム物件ですが、アップライトピアノがピッタリサイズで置けるように計画されています。隣の棚も、飾り棚としつつ、楽譜置場としても便利に使えますね。
地下室&二重サッシで実現した音楽のための防音室。夜間も気にせずピアノを弾くことができます。
こちらは2階リビングでありつつ、グランドピアノをLDKに置いています。家族が集まるLDKにピアノを置くことで、いつでもみんなが自由に音楽を楽しむことができます。練習ばかりしていると忘れがちですが、ピアノも楽器も楽しむためのツールであり、それを家族で取り組めることは、非常に幸せなことかもしれません。
こちらのお住まいは、築11年の軽量鉄骨2階建てのお住まいで、リフォームでグランドピアノを設置されました。シックで落ち着いた雰囲気の広々としたLDK。「将来大きくなった子供たちと、ピアノを弾きながらワインを楽しみたい」そんな夢をお施主様が話されていました。
ちなみにですが、新築時にピアノを置くか置かないか悩んでいたら、置く前提で計画してみてください。と言いますのも、子どもの「やりたい!」は突然訪れます。「ピアノやりたい!」となった時に、「どこに置く?床は補強してある? 窓の位置は?」などなど、考えることがたくさんあります。
我が家も「ピアノどうしようかな~、やりたいようだったらその時に電子ピアノ買おうかな。子ども部屋に置けばいいか」と簡単に考えていました。それを母に伝えたら「女の子だったらピアノやるでしょ!」と言われ・・・(昔の考えです)しぶしぶピアノ置場を考えました。
そして、その時は突然訪れました! 尾木ママこと尾木直樹さんが子どもの習い事について話されていたテレビをみたときのこと。「 子どもにやらせる習い事は、“ピアノ”です。両手を使い、譜面を見て、耳も暗記力も使う。脳の司令塔である前頭前野を鍛え、地頭を強くします。IQならぬ『HQ』を上げるのにも役立ちます 」
「ピアノやらせたい!」そう猛烈に思ったのです。(非常に単純です)とは言え、私自身、5歳からピアノを始めていたので音楽の授業はとても楽しく受けていました。「地頭」のような話はともかく、「ピアノをやることで人生が豊かになったな」と感じていましたので、子どもにもやらせることに。ピアノ置場を計画していてよかったな、と思いました。
今までの休暇は出かけてしまうことが多く、あまり家時間に目を向けていませんでしたが、これを機に家族で楽しめるおうち時間について、見直してみようと思います。