今週の平成建設 10月31日 | 平成建設オフィスブログ
今週の平成建設

今週の平成建設 10月31日

出社する途中のお店で西洋かぼちゃを500円で販売しているので、毎日買おうかなあと思うんですが、調理の仕方が不明なので棚上げしているうちにあと12時間でハロウィンが終わりそうです。
仮装は大人、お菓子は子供という明確な区分けが出来ているようですが、「トリートよりもトリックを選ぶアウトローなキッズはいないのか」を聞いてみたところ、「やはりキッズはお菓子が欲しいのでトリックは選ばない」そうです。

ハロウィンの細々としたお菓子たちは、ちょっと上棟式の菓子撒きに似ています。

「木かげの家」完成見学会を開催します

kokagenoie

駿東郡清水町にて「木かげの家」の完成見学会を開催します。今週末は予約制の見学会となりますので、ぜひお気軽にご予約ください。

「木かげの家」は、今年4月に公開されたコンセプト住宅。「げや」「うだつ」の2種類のラインがあり、両ラインともに張り出した「軒」が特徴的。日本家屋に特有の「軒下」は、暮らしを豊かに彩ってくれます。また、制震装置、構造計算、由来のはっきりした国産材の使用など、安全性にも配慮しています。

ぜひ現地にて、「木かげの家」をご体感ください。

kokage

【予約制】「木かげの家」完成見学会

2016.11.5~11.6
コンセプト住宅「木かげの家」の完成完成見学会です。見どころは化粧柱と化粧梁、真壁が特徴的なLDK。「木かげの家」標準仕様の制震構造についても現地にて詳しくご説明します。
詳細はこちら

時之栖ウィンターイルミネーションへ出展しています

hikarinokuni2

御殿場高原リゾート時之栖にて、10月29日よりウィンターイルミネーション「ひかりのすみか」が開催されています。平成建設は昨年に引き続き、今年も参加型イルミネーション「富士山ヒカリの国フェスティバル」に参加!
本年度のテーマは「未来」ということですが、やはり木を取り入れているのが平成建設流。

tree

夕暮れ時もまた風情があって良いものですね。
こちらの展示は来年の3月20日まで。フォトコンなどもありますので、ぜひ時之栖に行かれた際は平成建設の作品もご鑑賞ください。

hikarinosumika

時之栖ウィンターイルミネーション「ひかりのすみか」

2016.10.29~2017.3.20
4回目を迎える参加型のイルミネーション。出展者の数も年々増え、今年は60団体が技を競います。今年のテーマは「未来」、どんな未来が開けるか、力作に期待が高まります。
詳細はこちら

大工たちが挑んだ古材建築 続き

小屋組みは取りあえず組んで終わりというものではなく、実際に材を配置しながら色々なところを調整して進めていきます。ですので、ざっくり組み上げて数日で終わりという訳ではありません。いうなればセカンドステージ突入です。

ところでこちら、前回紹介した船のような太い材を受ける側なんですが、片方が船なら反対側は新幹線風に見えませんか。

shinkansen

400系っぽい。
それでは小屋組みスタート。

koya1

大工加工場全体を使っての仮組みとなりました。写真中央、立派な棟木ですねぇ。

koya2

……と思ったら、更に立派な材が出てきた。こっちが棟木だったか? となると、左右に展開しているのが垂木かな? 加工場のあのクレーンが動いてるのを初めて見た気がする。

kumitate

組み上げ組み上げ。

koya3

貴重な木材ですから傷つかないようクッションを敷いています。高級ワインみたいです。材の形状に合わせて調整。

koya4

収まりをひとつひとつ入念にチェック。

koya6

……ん? 棟木(仮)の上に更に材が乗っている。しまった、新幹線が棟木か!
どんどん棟木の高さが上がっていくので、「ひょっとしてこれは垂木ではなく梁ですか?」と聞いたところ「登り梁です」とのこと。
つまり、小屋組み2枚目の写真は棟木と垂木ではなく、桁と梁だったという……一回り大きくなってしまった。想像の範疇外の規模で、若干混乱気味です。

koya7

二つと同じものがない材だから、ひとつひとつ丁寧に。

koya10

入念にチェック。

koya9

最終的にはこんな風に組みあがりました。この写真中央、一番高い場所に鎮座している材が棟木(正)です。棟木と並行に展開するのが母屋で、垂木はこの後棟木に空いている穴に取り付けるとのこと。
大体、最初の写真から1か月ほどが経過しています。この規模ともなると、確かに組まないと分からないことが多すぎますね。

soji

お掃除も欠かさず行います。
グッドデザイン賞を頂いた大正浪漫邸宅でもこのように梁を実際に組んでみましたが、今回はこの後さらにスケールアップし、「仮組み」を超えて「仮上棟」まで行うこととなりました。
ということで、次回は仮上棟編をお届けします。

daikulogo

大工ブログ

大工の日々―平成建設職人集団―
平松大工による古材加工のレポートです。
詳細はこちら

今週は Maman et Fille さんのフレンチビスキュイ缶。

maman

こちら、特筆すべきは缶の構造です。なんと、閉めるときに「パキッ」と音がする。何故かといえば蓋の内側がフックになるように巻き込まれているからで、逆さにしても全く蓋が落ちません。
散々食い倒した結果、クッキー缶には「職人手作り缶」と「プレス缶」があることが分かりました。職人缶の方には手作りならではの味があり、プレス缶には機械製ならではの精密さがあります。

maman2
中身のクッキーは「私、こういう味が好きなんで」という方向を極限まで究めたシンプルな美味しさ。お菓子作りが超絶上手いお母さんのクッキーのような一品です。ものづくりは、その作品に製作者のルーツが透けて見えるのが面白い。「なぜ貴方はそれを作るのか?」という問いと答えがセットになっています。そしてそれは建物も同じだと思います。

それでは今週も宜しくお願いします。

先週の平成建設

ashiba

足場解体。

仮上棟の後暫くは内部や足場から見学できたんですが、その後解体されてすっかり元の加工場に戻りました。木匠の技を活かす現場が減りつつある昨今、今回の物件は多くの大工にとって心躍る現場となったようです。
2018卒予定の大学生の皆々様方、大工希望の方は平成建設へ!<PR>