サンリオキャラクター大賞の結果が出ましてね……
上位3位が「シナモロール、ポムポムプリン、ポチャッコ」だったんですよ。きましたねコレ……犬の時代が。
明らかに犬形のプリンとポチャッコはともかく、シナモはロップイヤーの可能性があるな…と思って調べたところ、こいぬだそうです。犬確です。トップスリーが犬モチーフということで、今後とも長らく安定的犬政権を維持していただきたいものです。
大皿をシェアできなくなる日
浪費ではなく地域投資。無駄遣いではなく相互支援。
つまりこれは使命。ここで使ったお金はいつか帰ってくると信じて旅立とう。
本日はちょっと道を変えて歩いてみましょうか。「旧国道1号線」方向に曲がってみます。今はもう県道380号線という新しい名前があるのに、未だに「旧」つけてまで国1呼ばれています。結婚しても旧姓で呼ばれるようなものだろうか。旧国1だってもうそろそろ県道として新しい道生を始めたいんじゃない?
こちらが、通常の移動範囲内で唯一寄ることのできる牛丼屋さん「すき家三枚橋店」です。吉野家と松屋は通常移動ゾーンの外にあります。外食自粛の影響で牛丼御三家は軒並み売り上げ減だったそうですが、一方のマックやケンタは大幅増収だったらしいので、同じファストフードでも「テイクアウト寄り」と「店内飲食寄り」で明暗が分かれた模様です。すき家さんはシーザーレタス牛丼や牛丼ライトなど、女性も意識したメニューが多いですね。いつかテイクアウトしよ。
熱海の歩道橋は海岸通りにしかないんですけど、沼津はあちこちにあります。道幅も広いですよね。それなのにどうして渋滞するんだい?(威圧)ビックリするぐらいバスが時間通りに来ないんですけど。
おお、旧東海道沿いにマンション「コルディエラ」が見えてきました。入社した年にこちらの現場にて足場に上がったものの、ぶるぶるして移動できなかったことを思い出します。
南北に走るさんさん通りは4車線、東西に走る旧国道1号線は5車線というゴージャスな交差点。
昨年富山に行った時に(路面電車が走ってるので)路面が妙にだだっぴろい所、沼津に似てるなあと思ったんですが、なんと旧国1にも路面電車が走っていた時期があるそうじゃ。だから4車線ではなく5車線なんでしょうか。
これは在りし日の栄光を纏いし新仲見世通り。
仲見世通りの比ではないぐらい本当に人がいない。シャッターの降り方も本格的。なんとか活性化できないものか……とても風情のある通りですので、レトロなお店など出店されては如何でしょうか? 駅から10分かかりませんよ。
そんな新仲見世に、今年開業されたという笑福亭さんです。All 600円。お得では? レビューなどを拝見すると、ゴローちゃんが喜びそうなコスパ抜群の定食屋(ゴロー風に言うなら”めし屋”)さんのようです。ただ今日はもう注文しちゃってるんだ。
今回伺ったのは「Baker’s Dozen」さんです。美味しいよと言われていたんですが中々伺う機会がなく、初訪問がテイクアウトという変則的な出会いに乾杯。
それで、何を注文したのかという話ですが
アクアパッツァ。
なんか……なんか、メニュー見たらテンションが上がって アクアパッツァ! したんですが、すまん、冷静に考えてほしい。これはテイクアウトに適した料理だろうか? 結構、こう、器のギリギリまで油がですね、たぷんたぷんと、うん、コレは事故る可能性かなり高い仕上がり……
直感的に危険を察知した後は、慎重に両手で料理を捧げ持って駅へと向かいました。
本当は帰りながら次回のお店のロケハンをしようとしてたんですが、もう両手埋まっちゃってそれどころじゃない。
駅で荷物を降ろして一休み。すれ違う人がなんかちょっと変な感じに見てくるんですよ。まあパッツア様を眼前に捧げ持ってるのでアイツ何やってんだという見た目なんだと思います。
パン屋さんはコロナの影響を大きく受けている業種のひとつです。ヴィ・ド・フランスさんは全部袋入りにして販売していますが、ドンクさんはカバーをかけているようです。店員さんにオーダーしてショーケースの中から取ってもらう形式が、衛生環境的に一番良さそうですが単価の問題もあるのかなあ。セルフ式だったお惣菜屋さんも、今では事前にパッキングしていますね。衛生にはコストがかかるのだと実感します。海外ではマイバッグ廃止でビニール袋が復活したとか……
てなわけで、電車に揺られて帰ってきたおうちパッツァです。
うーん。店員さんは「カバー外せばレンジOK」と言ってましたが、このままじゃせっかくのパッツァがアレなのでお皿入れ替えましょうか。ちょっと溢れてたし。
アクア・パッツァと仲間たち!!
これはアクアパッツァ単品では悪いかなと思って追加したマルゲリータ。ミミがモッチモッチで噛みきるの大変です。全体的に生地は厚めで、パンのような仕上がり。いわゆる「ハンドトス」の食感です。
パッツァとマルゲリータを頼んだ際に「他には?」みたいなトーンだったので、更に追加してしまったフライドポテトです。オシャンティ。白トリュフのオイルをかけて食しますが、香りがエライことになって滅茶苦茶美味しかったです。
そしてメインのアクアパッツァ!!
オイルの海で泳ぐ魚。オリーブオイルにはガーリックをはじめ各種ハーブがガッツリ効いており、確かにこの味を受け止めるには白身魚でなければくどくなってしまうな…と納得。濃い味のオイルに白身魚がふんわりマッチし、水分をたっぷり含んだズッキーニ、風味を残した固めの人参が口の中を清めてくれます。
魚と野菜のうま味がオリーブオイルに溶け出し、最終的にはもう
アブラおいちい!!みたいな感想になりました。パンにつけて食べるにはちょっと薄いので、スープのように掬って飲むのが最適だと思います。油じゃなくてスープだと思いましょう。
アクアパッツァといえば大皿料理で、複数人でシェアして食べる印象が強かったのですが、このような事態になるとシェアはちょっと怖いですよね。コロナ以降はこのような、一人または二人用の小さな皿料理になっていくのかもしれません。鍋なんかも一人用になりそうです。