今週末は世田谷にて住宅完成見学会、来週はリフォーム見学会、その次の週末にもイベントを予定しております。netsugi は出張イベント、ギャラリーはワークショップと何かと忙しい日々です。ぜひお近くのイベントに足をお運びください。
世田谷支店にてダンスパフォーマンスが開催されました
突然世田谷支店スタッフより「ギャラリーでダンスパフォーマンスがあったんですよ」と連絡があり、詳しく聞いたところ、9月14日(土)に、踊り手さんがいらっしゃってパフォーマンスを披露されたそうです。
踊り手って言ってもあれですよ、「踊ってみた」系の動画投稿をしてる方ではないですよ。
パフォーマンスされたのは蒼浩人さん。劇場で踊られたり、野外で踊られたり、美術館でコラボレーションしたりと、精力的に活躍されています。
今回は炭を身にまとった精霊となって世田谷支店に舞い降りました。
現在作品を展示中の長谷川千賀子先生が作曲・演奏された音楽に合わせ、また長谷川先生の詩を俳優さんにご朗読いただき、そして踊り…
作品の中にイン。
作品の中にイン!?
先生の作品である炭を踏み、吹き、死と再生、循環する命を演じられました。
スタッフとして参加した牧田くんによると
「リハではインしなかったので驚いた」
とのこと。
ライブパフォーマンスならではの迫力に満ちた演技に度肝を抜かれたそうですが、その迫力ゆえに終了後には惜しみない拍手が送られたそうです。
現在開催中の「大地と炭」展ですが、今週末の21日にギャラリートークとワークショップを開催予定です。
そして特報!
今週末のイベントでは、プロダンサー・ 江原朋子さんによるパフォーマンスが行われるそうです! 炭、大地、原始、生命を感じるイベントとなりそうですので、ぜひご来場ください! この原始の息吹を、より多くの方にご体感いただければと思います。
トークセッション&ワークショップ「木と人と未来」
2019.09.21
トークセッション&ワークショップ、そしてプロダンサーのパフォーマンス。巡回するいのちを感じるイベントです。
詳細はこちら
隣県について知ろう 2
狂気に満ちた時間。(※朝)
これは真の意味での「始発」列車。熱海発、本日初の下り列車はご覧の通りの様相です。隣県、今回は西方向に向かっていきたいと思います。
神奈川に近いということは、つまり愛知から遠いということで、熱海から愛知県に行こうとすると18きっぱーの間でも悪名高い「地獄の静岡」を横断することとなります。
噂の青春18きっぷ。こいつで行けるところまで行こうぞ。
熱海発 05:32 の始発で一路浜松へ。
最初こそ疎らだった乗客ですが、徐々に増えて静岡駅あたりから完全に通勤電車となりました。ロングシートだし、旅情とは無縁ですね。おはよう会社員たち。
08:14 浜松着。静岡は横長なので、実は浜松にも行ったことがな……いや、凧祭り行ったな。でもそれだけ……いや、竜ヶ岩洞行ったことあるな。結構行ってるな。でも市街地には出たことがありません。
残念ながら今回はホームを出ることなくそのまま乗り換え。グッバイ浜松。
うぉー! 浜名湖ー!(通過)グッバイ浜名湖ー!
09:08 目的地である豊橋に到着し、とうとう隣県・愛知県に侵入しました。
神奈川に比べて愛知には殆ど行ったことがなく、まさに「近いけれど、よく知らない隣県」。
自作の「旅行のしおり」に従い、ここで名物の稲荷ずしで朝食。豊橋……というか実際には 隣町の豊川の名物なんですが、稲荷寿司発祥の地として有名な豊川稲荷があります。
うん……朝から稲荷7個かぁ……旅情は高まったが胃は重いぜ……
しかもこれすごい甘い。これが名古屋圏内の味付けか。新しい発見だ。
朝食が済み、では豊川で何をするかというと、
そうだね。愛知のターンはここで終わりだね。これから飯田線・特急「伊那路」にて長野県に参ります。ご存じですが飯田線。乗ったことありますか飯田線。ないよね。多分ないと思う。
青春18きっぷでは(特定区間以外)特急列車には乗車できないため、乗車区間の乗車券と特急券、両方を購入する必要があります。
「指定席にされますか?」
「(小声で)…混んでます?」
「(苦笑)…混んでません……」
ワイドビュー伊那路1号、10:08 豊橋を出発。
この伊那路くんがですね、たびたび特急という概念を覆すほどに減速したり一時停車をするため、冷や冷やしっぱなしなんですよ。というのも、この日の前日・前々日と2日間連続で鹿と触車して、飯田線が遅延していたからです。
飯田線内で車両が緊急停止した場合、間違いなく詰む。
旅番組というより西村京太郎サスペンスの犯人になった気がする。時刻表トリックって列車が遅延したら詰むよね。今そういう気持ち。
ちなみにこれはお昼ご飯の予定です。
伊那路に乗る前にしつこく「車内販売はない。各自食料と飲み物を確保せよ」と言われます。
もともと4つの私鉄だった飯田線は停車駅が多いことが特徴で、195.7kmの路線の中に94個の駅があります。また路線は直接長野には向かわず、愛知から一度静岡に戻り、天竜川の東岸を北上するコースを取ります。
例えばこちらの佐久間発電所は静岡県。静岡県のもの。この辺、暫く静岡県内を走ってから中井侍駅からようやく長野に突入。
ながの!! ウェルカムながの! 初長野おめでとう! 誰も祝ってくれないから自分で祝う!
しかしこの車窓……
加藤さん…長野県出身の加藤さん……聞こえますか……
長野は自然が豊かな場所ですね……
アマゾンかな……?
風景だって素敵な思い出フィルターがかかります……
※トンネルと野外の寒暖差で窓の外側がくもっている。
あんまり言うと怒られそうなので止めますが、飯田線は有名な秘境路線です。もともと山間部の集落を繋ぐ路線でしたが、いわゆる秘境ゾーンは佐久間ダム建築の際に集落が水没し、駅だけが残される形となりました。
なので勿論、秘境の先には集落のある駅もあります。特に平岡駅には宿泊施設が付帯しているので、万が一飯田線に遅延が発生したら、平岡駅で下車して信州サーモン食べて帰ろうと思ってました。ただ基本的には大変自然に恵まれています。(穏やかな言い回し)
幸いにも3匹目の鹿は飛び込んで来ず、無事に 12:24 天竜峡を通過。しかし突然の雨に若干動揺する。晴れの日狙ったのに雨降るんかい。(傘持ってない)
伊那盆地に入ると人家も増え、窓の外はよくある地方都市の様相を呈してきました。天竜峡を過ぎると雨は自然と止み、ひょっとしたら竜神からのご挨拶だったのかもしれません。
そして伊那路の旅は終わり、12:40 南信地方の中心都市・飯田に到着。
飯田ァ!! 駅舎の色すごいな! 隣県2つめ・長野県に到着です。
つづく。