前回の夏季五輪が地球の反対側のブラジル、今回の冬季五輪は隣国の韓国で開催されたわけですが、時差がない国での開催はオンタイムで競技が見られないという困った点が露呈した五輪でした。
逆にリオ五輪は夜中のライブ中継をよく見ることができたので、夜型の人間にとっては時差がある方が良かったです。
gorin.jpやNHKがコンテンツをネット配信してくれたのはとても良かったと思いますが、NHK に関してはオンデマンド放送も大分充実していて、おかげさまでテレビなくてもネット環境あれば受信料払えやの時代がかなり現実味を帯びてきた気がします。東京五輪辺りで一気に進みそうな気もしますね。
最近若者のテレビ離れというのを良く聞きますが、テレビというコンテンツが駄目になったというよりは、デバイスとしてのテレビが駄目になっただけだろうなと感じました。テレビにしか使えないモニタは要らないよと、単純にそういう話なんだろうと思います。
「寄木スツール」制作現場より
2月に開講された「寄木スツール」ワークショップの様子をお伝えします。
スペース確保のため、机を撤去して板を敷いての作業となりました。
今回は当社にて組み立て用のキットをご用意しました。脚はプレカット済み、座面も丸く切ってあるので、材の加工は主にやすり掛けとなります。
流石にこれをゼロから切ったり刻んだりするのは一日がかりになってしまう上、ピッタリ嵌めるには慣れが必要。半日のワークショップでは難しいです。
全部カットしてあるなら簡単じゃん……と思ったらいけません。
脚をつけるのってすごく大変なんですよ。
釘打つ前にズレないようにクランプで固定しなきゃだし。
そもそもこの形で釘打ちするのって一人じゃ凄く難しいし。
組むっていったって素手じゃなくて金槌でトントンして打ち込むし。
ダボも打ち込まないといけないし。
突き出た部分はカットしなきゃいけないし。
それで漸く座面とドッキング! したと思ったら、
脚の長さの調節もしたくなっちゃうし。
ガタつかないように丁寧に調整する必要もあるし。
しかし、そこは平成建設の大工がピッタリとサポートにつくので安心です。
かわいい!
キッズも参加されていましたが問題なく完成させることができました!
3月は小さなお子様と一緒に参加することのできる「一輪挿し」ワークショップです。春休み期間ですので、ご家族・お友達と一緒の参加は如何ですか?
ねつぎカフェはより多くの方に木工の楽しさを感じていただけるよう、製作の難易度を低く設定しています。
この座面から作りたい!
寧ろハイスツールにしたい!
座面をキノコ型にして脚を黒く塗装したい!
という方はぜひ、今週より募集開始しました「ねつぎスクール」へご参加ください。
こちらは「完全自由設計」の木工教室ですので、「何でも好きなものを、大工の指導のもと制作」できます。デザイン、サイズ、素材全てが自由。
大型の機材もご利用いただけますし、無垢材など一部素材は教室内で販売しており、本格的な道具・素材を使った木工を気軽に体験することができます。
お申し込みは3月23日まで! 初めて参加される方は 4/1・4/8 どちらかのガイダンスに必ずご参加ください。
ちなみにこちら、ねつぎ担当の小山大工。
やっぱりあそこに鉛筆挟むのは大工のサガなんでしょうね。
ピシっといつも身綺麗にしている小山大工も、あそこに鉛筆を挟むことには躊躇いがない。というか恐らく何の疑問も感じていない。
ワークショップ netsugi café からのお知らせ
2018.03
「netsugi café」3月のワークショップは「一輪挿し」です。
詳しくはこちら
netsugi school 開講のお知らせ
2018.04.01~2018.06.30
大工と一緒に道具の使い方を一から学ぶ本格派DIY教室「netsugi school」が4月1日より開講します!
詳しくはこちら
施工例更新のお知らせ
新しい施工例を2つ追加しました。
ひとつはリフォーム事例、ブログ「設計士の自邸リノベーション」の舞台となっている現場。二人暮らしとなったご家族が快適&素敵に過ごせるリノベーションです。
インテリアの中心は憧れの北欧名作家具。
素材の選定から加工、窓からの採光、夕暮れ時の間接照明、庭の眺めなどにこだわりつつ、全体を一体感のある空間にまとめました。
最近ますます人気が高まっているリノベーション、新築かリノベか迷っている方はどうぞご覧ください。
リフォーム施工例 北欧家具に彩られたラグジュアリーな住まい
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ご夫婦二人となったお住まい。憧れの巨匠の北欧家具をメインに据え、トータルリノベーションしました。
詳しくはこちら
もうひとつは、都内の低層タウンハウス「ガーデンフラッツ成城」。
恵まれた住環境ゆえに、高層マンションは建築できない土地。そこで発想を逆転させ「ゆとりあるタウン型低層住居」をご提案しました。
生活道路から専用アプローチを設け、エントランスを集合住宅の中心に配置。
パティオを思わせるこの配置によってコンセプトの「南欧風」が強調され、また、部外者がふらっと入ってこれる場所ではないのでセキュリティ面も強化されます。
マンション施工例 ガーデンフラッツ成城
case65
木造2階建ての低層マンション。恵まれた立地故の規制が多い中、逆にそれらを「居住性」「高級感」といった付加価値として反映させました。
詳しくはこちら
素敵なお住まいですのでぜひご覧ください。
「オリジナル漆絵のお椀を作ろう」ワークショップ予約受付中
本物の漆を使った「オリジナル漆絵のお椀を作ろう」ワークショップ、予約受付中です。
平成建設世田谷支店併設「平成記念美術館ギャラリー」にて、3月から開催される「オランダからの風 日本現代漆芸展」に合わせて開講。
日本を代表する現代漆芸作家と共に、漆という素材への理解を深めましょう!
絵心のある方も、ない方も、しっかり指導しますのでご安心ください。
3月31日のみの開催となります。お申し込みはこちら。
世田谷支店にてワークショップ開催
2018.03.31
2017年夏より、世田谷支店にてワークショップを開催します。次回は3月「漆のお椀をつくろう」です!
詳しくはこちら
それでは今週も宜しくお願いします。
先週の平成建設
冬季インターンシップ2
デザイン部にて、インターンシップ生の受け入れ。「半日でデザイン部の魅力を感じてもらう」という難易度の高いミッションに「何したらいいと思う?」
「電線消し」
「カッティング」
「暗黒面が伝わるわ」
心を無にできるという意味で、写経に似ている。