学生の頃はグラマーの授業を受けるたびに「英文法はなんて厄介なんだ」と思ったものですが、実際のところ日本語も大概です。例えば「きれい」と「美しい」はどう違うの? と聞かれたら、ナ形容詞とイ形容詞なので活用が違うという答えになりますが、咄嗟に出てこないですよね。これ。(「きれいナ人」「うつくしイ人」)
先日2016年度の流行語大賞が発表され「野球見てないと分からない」「寧ろセリーグでしか見かけない」「というよりカープファンしか使ってない」「……流行ってなくない?」等という感想が聞こえてきますが、それとは別に、12月6日には三省堂が選ぶ「新語2016」が発表されました。こちらは「今後定着しそうなことば」を対象としていて、本年度の大賞は「ほぼほぼ」です。
最近それが口癖の社員がいるので、まあ確かに広まったんだろうなあと感じるわけですが、これの厄介なところは「ほぼ」を90%の確率とした場合、「残り10%に、もう一つのほぼが掛かって合計99%」な場合と、「最初の90%に90%が掛かって81%」な場合が混在しているところです。「ほぼ決まり」と「ほぼほぼ決まり」の場合、ほぼより確率が高いのか、低いのか、相手の表情を見ないと分からないんですよね。
この「ほぼほぼ」は「ほぼ」を重ねることで感情的・心情的に訴えかけてくるわけですが、乱発されると「いやもうお前の気持ちはいいから白黒ハッキリしろよ!」という気分になるので、使い過ぎにはご注意ください。
ちなみに2位は「エモい」で、このように「~い」を付けてイ形容詞化することは日本語では良くあるのですが、活用の対象が外来語であることは珍しく、選考委員によれば今まで定着したと言えるのは「ナウい(now)」「エロい(erotic)」「グロい(grotesque)」ぐらいとのこと。
ただ、やっぱりこの辺は所謂クラスタ違いというやつで、個人的には「エモい」を目にする機会は殆どなくて、同じ構造ならば「メタい」の方が多いです。「エモ」は音があるもの、「メタ」は脚本があるものと親和性が高いと思います。
沼津市にてオープンハウス見学会
12月16日・17日の2日間、静岡県沼津市にてオープンハウス見学会を開催します。
今回はいつもとは少し異なる角度から撮影した写真をお届けします!
こちらは初出? かもしれない玄関。使い勝手の良いウォークインクローゼットが併設されています。入口は扉を閉めることができ、未使用時にはスッキリと見せることができます。土足で出入りできる広いクローク、便利ですよね。
リビングと庭。大開口から明るい日差しが差し込み、開放感は抜群です。外部と内部をつなぐ曖昧さを残した空間、便利な濡れ縁にも注目!
こちらは2階のお部屋ですが、床とバルコニーの高さを変えることでベンチを作成。もちろん、昇降しやすい工夫を施した小さな段差にも注目です。
このアイディアは可愛いですよね。実際の家づくりにもぜひご活用ください。
木質感がたまらないバルコニー。自然に囲まれた風景を楽しむことができます。
こちらの見学会は予約不要ですので、ぜひ皆様お気軽にご来場ください。
平成建設 オープンハウス見学会
2016.12.16~12.17
次世代全館空調「マッハシステム」や高い耐震性を誇る「SE構法」、高気密・高断熱住宅と太陽光発電による「ゼロエネルギー住宅」などを体感できます。
詳細はこちら
そろそろラストスパートということで、今週から三連続で本場・おフランス缶をご紹介します。
モンサンミッシェルを代表する有名なレストラン「La Mere Poulard」のサブレ。輸入食品を扱うお店で商品自体は割と見ますが、このデザインの缶は若干レアです。言うても本店から通販可能なんですが、フランス語で問い合せ、海外決済できるカードを使うのは中々ハードルが高い。でも国内で簡単に支払いをすることだってできる。そう Amazon ならね!
「モンサンミシェルでオムレツ」というのはこちらのレストランのことですが、2011年には海外初店舗が東京の丸の内にオープンしたそうです。
実際に食された方のレポによれば「ひたすら卵。飽きる」とのことですが、「これはこういうものだからこれで良い(改良などはしない)」という容赦のなさが凄くフランス的だと思いました。
それでは今週も宜しくお願いします。
先週の平成建設
芸術祭、厚木巡回終わり
本年度の文化芸術祭の支店巡りが終わり、投票も締め切り、あとは結果を待つだけです。受賞作品の表彰は来週の給与支給イベント時に行われます。