静岡県東部では知らない人がいないくらいの老舗日本料理屋「姫沙羅(ひめしゃら)」さんが、この度リニューアルオープンされます!そのリニューアルに伴う改修工事を平成建設で行いました。今回は工事の模様をお伝えできればと思います。
創業は50年以上。静岡県東部では知らない人はいないと思われる老舗店です。静岡と言えば…な、海鮮やうなぎ!新鮮でおいしい魚介料理、うなぎ料理が味わえるお店です。お祝いごとはもちろん、法事などでも選ばれることの多い由緒正しいお店です。
老舗日本料理屋「姫沙羅」
静岡東部、伊豆エリアの日本料理・割烹と言えば!
今回はそんなお店の1階部分のリニューアル工事をさせていただきました。まずは工事前のビフォーのお写真をご覧ください。
ひのきの立派な柱
歴史を感じさせる勾配天井
趣のある内装・和なインテリア
木材がふんだんに使われており、小上がりの座敷も落ち着きのある雰囲気です。天井部分もとても立派な木材ががっちりと組まれていました。改修前の状態も、これぞ老舗料理店!というような趣のある雰囲気でとても素敵です。
こちらの建物を柱と天井・壁の一部のみを残して、解体しました。
床もはがされ、サッシ類も外され、ほとんど屋外というような状態にまで解体しました。お店自体がとても広いため、解体工事だけでも1週間ほどかかったそうです。建替えと異なり、リフォームの場合は解体で「残したい」箇所もあるわけです。ここは壊す、ここは壊さない(残す)をきちんと把握しておかないといけないので、あらかじめ設計・監督が話し合い、現場の職人さんに指示を出しながら慎重に進めます。壊しちゃうと戻せないですからね…
土間のコンクリートが打たれてますね。元からあった柱も一部削られています。これは新しい木材をここに埋め込み、補強し、強度をあげるためです。こういった補強部分は他にも何カ所かあり、実際現場で見ましたが、ぴっちりと収まる感じが見ていて気持ちよかったです。目(eye)のASMRです。
今回は店舗を休業しての工事ということで、解体から工事完了まで「1ヶ月」という決して破れないリミットがありました。どんどん作業を進めるため、とても多くの大工さん・職人さんが導入されていましたよ。監督曰く、解体で1週間かかったので実際の工事は3週間で仕上げたそうです。すごいスピードです。
新しい場所に木材がつけられ、なにやらジャングルジムのようにも見えてきます。これらの新設の木材はなんのためかというと・・・
竹の棒が乗っかる??
竹を使用した建具類がはめられ・・・
お~っと!
今回はここまでにします!
照明器具も取り付けられ、竹をメインとした素敵な空間に仕上がっていますが、内装リニューアル工事の全貌は次回お届けすることにします。次回の更新まで待てないよ!という方は、本日2月17日(金)がリニューアルオープンとなりますので、ぜひ姫沙羅さんに行って美味しいうなぎを食べながら直接確認してみてくださいね。
※詳細は姫沙羅さんHPをご確認ください。
伊豆の味処 姫沙羅
2月17日(金)リニューアルオープン!!
おいしい海鮮料理、うなぎ料理が味わえます。近隣観光地へのアクセス良好。駐車場も広いです。ぜひ!