ワークショップレポート【雛飾り インタビュー編】 | 沼津SHOWROOM通信 -平成建設沼津ショールームブログ-
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ワークショップレポート【雛飾り インタビュー編】


週末に迫りました、雛飾りのワークショップ!

今回は当日講師も務める佐藤大工の魅力…もそうですが、
雛飾り作成秘話をインタビューしましたのでそちらをお送りします!

—さっそくですが今回のアイデア(雛飾り)が浮かんだきっかけ、教えてください!


佐藤:今まで参加してくださった方のアンケートの中に、
「季節のインテリアになるものをつくりたい」というご意見があったんですね。
2月の開催は決まっていたので、3月で季節ものといえば…ひなまつり…
よしっ、お雛様つくってみよ~!っということで企画しました!

過去ワークショップ時の佐藤大工

—たしかにお雛様って実家にはあったんですけど、私は持ってないんですよね…!
 今回のワークショップを聞きつけた時、絶対参加するっ!て思いました(笑)

佐藤:今回は大人の方にもインテリアとして楽しんでもらえるよう、
スタイリッシュなデザインにしています。
三角の広がり方や色の塗分け方でもだいぶ印象が変わったので、
作る前に図面を描いたりもしましたね。

おにぎり(嘘)

―そんな製作背景が…たしかに素材が活かされたデザインだと思います。

佐藤:そうなんです。
特に着物部分では木目を活かして羽織っているように見せてみました。
色の塗分けで襟部分が表現できて、より着物らしくなりましたね!

あと土台にもポイントが…
普段ワークショップで使う材木だと既に加工された建材を使うんですよね、
そうすると木の皮部分がない状態なんです。
でも今回は珍しく耳付き(木の皮部分)
なかなかこの部分、お目にかかれないんです…!
お雛様の時期が過ぎても、お花を飾る土台など別のものを飾ってほしい…!

佐藤大工の手で見違えった土台達


―熱がすごい (笑)
そういえば以前のブログでお内裏様の帽子を悩まれていましたね。
今回のデザインになった決め手は何でしょうか?

佐藤:お内裏様の帽子って、実は本当のお雛様でも棒のようなシルエットとひし形のものと、大きく分けて2通りのデザインがあるんですね。
両方試して、お雛様とのバランスを考えた結果…
ひし形バージョンに決定しました!

当時三角形の頭だったお内裏様


―デザイン課の方も一緒になって悩んでましたもんね…!

佐藤:デザイン課の方にもだいぶお世話になりました。
天城杉を材料として使おうというのも、デザイン課の方と形状の会議をしていた時です。
静岡には天竜杉等良質な材の産地だそうで、ちょうど沼津の近くに天城杉を依頼できる業者の方がいたのでご依頼しました。
全国的にも間伐材の活用法は問題になっていて、今回のワークショップを機会に木の良さを活かして価値あるものにできるといいなと思っています。

頼れるデザイン課メンバー


―ありがとうございます!
 最後に参加者の方へメッセージお願いします!

佐藤:今回に限らずですが、ワークショップは「お客様に気に入っていただきたい」「ものづくりの楽しさを感じていただきたい」という想いで何度も試作品を作り、検討を重ねて作っています。
他にはないデザイン、自分の手でつくる作品の面白さをぜひ体感してください!
ご参加お待ちしてます!

クリスマスツリー試作時の佐藤大工

ついでに食パンで名を馳せているこの方も


まだ予約は受けつけていますので!
ご予定が空いてる方はぜひ遊びに来てください~!
netsugiで佐藤大工と握手~!

天城杉で雛飾りをつくろう!

2020/2/1(土)2/15(土)
伊豆市の天城山から間伐された杉やヒノキを使ったお雛様です。材料からパーツを切りだし、やすりを掛けてなめらかにします。 各パーツに塗装し、乾燥したら組み立て。土台の板幅はお好きなサイズにカットできます。
詳細はこちら

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