リニューアル工事の全貌をお見せします！～函南町の老舗日本料理屋「姫沙羅」～

先日のブログでもお伝えしたように、函南町にある老舗日本料理屋「姫沙羅（ひめしゃら）」さんがこの度リニューアルオープンされました！すでに行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか？前回のブログではリニューアル前のお店の様子から、主に工事の様子をお伝えしましたが、今回はいよいよ全貌を大公開しちゃいます！！！

実は前回のブログのアイキャッチ画像に完成のイメージ画像を使っていたのですが、気付いた方いらっしゃいますでしょうか？（匂わせ投稿でしたｗ）このイメージ画像（パース）が実は前回のブログの最後に出てきた写真の空間の完成イメージだったのです！

イメージパースと現場写真。見比べると完成が想像しやすいですね！

ではいよいよ全貌を大公開します～！！！

店舗中央部分は竹と簾虫籠（すむしこ）に囲まれた印象的な空間です。もともとの建物の持つ重厚感ある老舗の料理屋の雰囲気を残しつつ、建物の中にもうひとつ建物があるような、そんな空間となっています。

竹から漏れる照明の灯りも良い雰囲気を醸し出していますね。

イメージパースにもあった空間の完成写真です。

飲食店に行くと個人的にとても気になるのが、隣の席との距離や区切りです。私は結構他の席のお客さんが気になってしまうタチで、距離が近すぎると一緒に来ている家族や友人の会話より、隣の席の会話が気になって落ち着かない思いをすることが多々あるのですが、こちらはカーテンや簾虫籠で空間を区切ってくれ、かつ、竹を利用することで閉塞感もありません。家族・友人との楽しい時間を過ごせそうです。特に姫沙羅さんに食事に行く時はお祝いだったり家族との大切な時間になることも多いと思うので、ある程度の距離感があるのはありがたいです。

今回なぜこんなに竹を利用しているかというと・・・姫沙羅さんの代名詞とも言える「うなぎ」に関係してるそうなんです。

竹は古来より鰻漁に用いられていたんだそうです！驚きです。実はそんな由来も関係していたりして、デザイン性・利便性だけではなく歴史背景も設計のポイントになるんですね。私も勉強になりました。

そして、こちらも注目してほしい！！テーブルです。

弊社の大工が制作した、杉とレジン（合成樹脂）を組み合わせた世界で一つのテーブルです。お施主様お気に入りの、ゴツゴツとし大自然に揉まれて出来たであろう唯一無二の杉に、レジンを流し込み1枚のテーブルにしています。こんなオリジナル家具を製作できるのも、自社で職人を育てる平成建設ならでは！と思います。

いかがでしたでしょうか？

生まれ変わった日本料理屋の姫沙羅さん。行ったことある方もない方も、ぜひ一度お店に足を運んでみてください。もちろん空間にも注目していただきたいですが、うなぎや料理・・・絶品ですよ！！！