旅の途中、ちょっと立ち寄った「羽生サービスエリア」。映画村に迷い込んだような建物が迎えてくれました。どうやらこちらの羽生サービスエリアは、「温故知新」をテーマにリニューアルしたそうで、時代小説「鬼平犯科帳」とコラボレ―ションし、鬼平が生きた江戸の町を再現しているらしいです。その名も「鬼平江戸処」。中は飲食店と、お土産屋です。
こちらの看板、実際には新しいものなのですが、本物の江戸の町に近づけるべく、わざと傷をつけたり、汚したり・・・。壁や石など、全てにエイジング加工を施すこだわりようです。
処変わって、驚くほど大きな梁が迎えてくれるのは、現在工事真っ最中の鎌倉の現場です。こちらの梁もだいぶ年数が経っているように見えますが、エイジング加工ではありません。本当にエイジングです。つまり古材です。
よく見ると、「明治40年春彼岸建立」とあります。こちらももちろん加工ではありません。明治40年頃、日本のどこかで使われていた柱です。
柱や梁は、補修されて美しく蘇ります。エイジング加工ではなく、なんだろう、ノーエイジング・・・、ドントエイジング・・・、アンチエイジングでしょうか!完成が楽しみな鎌倉の現場です。