茅ヶ崎市の古民家住宅③みかんの出荷量とこたつの関係

現場は電気工事中です。監督の原野と電気工事の職人たちが打合せをしながら位置を決めていました。ところどころ照明もアンティークの照明器具を設置予定です。レトロな雰囲気にアンティークの照明はとても合いそうです。

穴の開いたリビング

２階の部屋の窓から下を見下ろすと、リビングが見えます。おや、穴が。そうここは掘りごたつ。「掘りごたつでのんびり過ごしたい」というお施主様のご要望通り、リビングの中央に掘りごたつが設置されます。

最近は若年層のこたつ離れが進んでいるそうで、おしゃれなラグに小さなカフェテーブル、そしてソファーを置くなど、ものは極力少なく「ミニマリスト」なんて言葉も出現したり。部屋をすっきりとシンプルに見せるためにこたつを置く家庭も減っているとか。こたつに入りながらゴロゴロしたり、みかんを食べたりそんな幼少期には当たり前であった暮らしの風景も少なくなっているようです。

こたつの生産量も激減しているとかで。背景にはフローリングの普及などもあるとかないとか。それに伴いみかんの出荷量も減少しているという噂が本当かどうかはわかりませんが、「こたつにみかん」そんな素朴な風景が見れなくなるのはさみしいですね。こたつはあったかいですし、みかんも美味しいですし。

ＫＯＴＡＴＳＵ

先日、テレビで日本に住んでいる海外の方が、母国にこたつを持ち帰るなんて映像を見ましたが、テーブルと椅子の文化の海外の方にとっては″ＫＯＴＡＴＳＵ”はとても新鮮でベリーナイスなのでしょう。

こちらのお住まいのこたつ、実は大工が制作しています。自身もこたつにあこがれて、いろいろ探したことがありますが、意外といいデザインのものＳＨＯＰに置いてなかったりしますよね。今回はサイズも素材もオリジナルということで、色もデザインもとても室内にマッチしています。ご家族が「こたつdeみかん」を楽しむ姿が想像できますね。どんな素敵なこたつカバーが掛けられるのかそれも楽しみです。
工事も着々と進み、見学会ももう少しです。ご予約お待ちしております。