上野へＧＯ

梅雨が明けた週末、熱海の完成見学会へ、多くのお客様にご来場いただきました。誠にありがとうございました。熱海の別荘地・崖地ということで、日ごろなかなか見られない家づくりをお見せすることができたと思います。またご協力いただきましたオーナー様、ありがとうございました。

さて、現在、上野の東京都美術館では「木々との対話──再生をめぐる5つの風景」が開催中です。この暑い中、私がどうしても見たかったのは、彫刻家の土屋仁応さんと、舟越桂さんの作品です。どちらも木の彫刻です。土屋さんの作品は撮影がＯＫでしたので少しだけ紹介します。

子犬。すやすやと眠っています。本当に生きているみたいで、触れたくなります。

動物をモチーフに、とても繊細に彫られています。やわらかい表情を持つ、とても優しい雰囲気の作品たちでした。彫刻は、見てもよくわからず、ムズカシイというイメージがありますが、こういったわかりやすいモチーフだと素直に受け入れることができ楽しいなと感じます。

舟越さん作品は言うまでもなく素晴らしい、きっと皆さんも本の表紙などで見たことがあるのではないでしょうか。

余談ですが、こちらは上の動物園の工事中の仮囲い。ヘリンボーン風のテクスチャはプリントですが、深い緑と合間って公園の中にあっても気にならないデザイン。そしてそこには、様々な動物が、漢字で書かれています。様々な筆跡、子供たちが書いたのでしょうか？子供たちが「へーカバってこうやって書くんだねー」と通り過ぎていきました。工事中、一定期間工事現場を囲う囲い、平成建設の工事現場でも、まだまだやれることがありそうです。

そう言えば、公園内は多くの人でにぎわっていましたが、みんな見ているのはスマートフォン。大人も子供も、海外旅行者もみんな下を向いて忙しそう。なんだかとても異様な雰囲気を感じました。世界遺産の美術館より、動物園のパンダより、ピカチュウでしょうか。ポケモンＧＯの人気を肌で感じました。

世田谷支店のギャラリーでは涼し気な「現代ガラス」の企画展を開催中です。カラフルでキャンディみたいですね。こちらもぜひご来場ください。