「純和風の木造平屋を建てたい。」そんなお施主様の夢の実現のため、現場は動き出しました。
舞台はなんと大都会「新宿」。都心の密集地にどのようにして伝統的な和の空間をつくりあげていくのか。このブログで少しずつご紹介していきたいと思います。まずは現場のメンバーをご紹介。
現場監督の大山さんです。
くしゃっとした笑顔が素敵な大山さん。
現場監督兼大工であり、netsugi workshop(過去のワークショップの様子はこちら)でも活躍されてます。忙しいはずなのに親切に色々と教えてくれる優しい大工さん。
お次は多能工の亀澤くん。
多能工として、この現場でメインとなって基礎工事をしていきます。
この日は着工したばかり。不要な土を油圧ショベルで掬い、ダンプカーに積んで運び出し、地面を均一に均していく作業をしていました。流れるような油圧ショベル捌きがかっこいい。
こちらは多能工の大住くん。
2年目ということでしたが、油圧ショベルもダンプカーも運転できるという頼もしい大住くん。
フレッシュな笑顔がまぶしい!
ダンプカーがくるまで待ち時間があるということで亀澤くんの仕事道具をみせてもらうことに。
自分仕様にカスタムしていくという腰道具。これぞ職人!という感じですね。
ワイヤー、くぎ袋、ハッカー、ワイヤーカッター、ラチェット、ペン、ハンマー・・・。
なんと自腹で買った「ハッカー」という道具は1万円もするそう。職人亀澤のこだわりが窺えます。
もちろん入社時に一通りの道具は支給されるそうですが、自分仕様に揃えていくと使い勝手もよくなり、愛着も湧くことでしょう。
ところで「ハッカー?」とはなんでしょうか。
これです。
鉄筋と鉄筋をワイヤーを使って締め付けるときに使う道具だそうですが、「え、これぐるんぐるん回転するけど、どうやって使うの?(中心部分が非常によく回る)」と聞いたところ、大住くんの指を鉄筋だと仮定して、ワイヤーをくるくるっと巻いてみてくれました。
むむ⁉ 早すぎてよくわからず(笑)。
なんか可愛い。アクセサリーの完成です。
こんなことをすぐやってくれるのも素敵です。
大住くんの腰道具も見せてもらいました。釘袋がおしゃれ!
実はもうひとり、
体が大きくいかにも強そうなのに話すと柔和な印象の、ギャップが素敵な大平さんという多能工がいたのですが、「事務所NGでてるんで!(?)」とよくわからない理由でブログ出演を断られてしまいました・・・(笑)。
このように気さくで信頼できる職人さんたちですので、お施主様も気になる点があれば、何でもお気軽にご相談ください。
和気あいあいとした現場を後にし、新宿周辺を散策。あの有名な神楽坂を歩いてみました。
お洒落なお店が立ち並びます。楽しそうな小道にもいつか入り込んでみたい。
お寺が突然現れました。
「毘沙門天 善國寺」。この街のシンボルとなっているそう。せっかくなので工事が無事に進むようお参りをしてきました。
最後に。橋の下をふと見ると・・・んん⁉︎
鷺?こんな街中で出会えるとは。鳩たちも一緒になって水浴びを楽しんでいました・・・。
なんだかすっかり春ですね。
「都心で叶える 平屋の夢」密着ブログ
新宿区にて平屋づくりの現場レポートが始まります。建物が密集した都心に、「純和風の平屋」をどのように実現していくのか。伝統的な和の空間に、すこし艶やかで遊び心を織り交ぜた、魅力たっぷりの住まいづくりを密着していきます。
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