高座の家「R指定です！！」

「この家はR指定ですから！」とお施主様。そう、高座の家は、R（角丸）指定なんです。R型のパントリーの開口部、それから、この写真をよく見てくだい。角が、尖っていない。R（アール）です。いったいどうやって、Rにしているのでしょう。

クロスを貼る前のコーナー部分の様子。下地のパネル材そのものがRの形になっています。角が丸いと、下地を貼るのも、クロスを貼るの大変そうと思いきや、どうやらこのほうが、継ぎ目部分の処理が減って、施工も簡単なのだとか。使っているのは、吉野石膏のコーナーボードという建材。現場関係者に「石膏ボードといえば？」と聞けば、そろって、「吉野」というほど、石膏ボード業界では有名。牛丼といえば、吉野家です的な・・・？

部屋の角がRになっていることで、部屋の雰囲気はとてもあたたかく、やさしい雰囲気です。細部が変わるとこんなにも空間は変わるのかと実感できると思います。どんな空間にしたいかによって、角の形を変えてみてはいかかでしょうか？

R型の開口が目を引くこちらは、奥様が一番楽しみにしているであろう、キッチン＆パントリー。アクセントクロスが貼られて、ぐっと締まりました。この空間は、なんとなく私が思い描く奥様のイメージに合っています。カジュアルな感じと、キュートな感じ、プラスα、クールな感じ。「家は人」なんてコピーを見かけたことがありますが、本当にその通りですね。

向こうに見えるのは、勝手口。扉を開けると少しだけ、軒が出ていて、小さな土間になっています。ここには、外ごみ箱がおかれる予定。ペットボトルとか、ごみの収集が少ないものは、ご家族の「屋外の、雨のあたらないところ、見えないところに置いておきたい」という希望を叶えています。気づいたら、ごみ箱だらけなんてことがないように、分別に厳しいエリアほど、ごみ置き場の計画は、とても重要です。

高座の家の見学会は、来週末4/28～30です。見学のご予約受付中です。お見逃しなく！イベントサイトからは、高座の家のゾーニングもご覧いただけます。チェックしてみてください。