2週間に渡り完成見学会を開催した「高台の平屋」。たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました!見学会を終え、先週めでたく竣工&引渡しを迎えました!
玄関ドアを開けた瞬間、目の前に広がる開放感たっぷりのLDK。構造用合板とグレーの塗り壁によるラフな素材感に、グラデーションの漆壁やオレンジ色の造作ソファ、憧れの名作照明などが映えます。設計士ならではのこだわりが細部まで行き届いた住まい。“思い通りの家”を建てるには、どんなことに気をつけると良いのでしょうか…?設計士夫妻に聞いてみました。
思い通りの家を建てるポイントは?
どんな暮らしがしたいか、まずは夢を描くことが一番ではないでしょうか。今の生活で大切にしていること、不便に感じていて改善したいこと、新しい家で始めたいと思っていることなど、具体的にイメージして、“理想の暮らし”にしっかりと向き合うことが大切だと思います。
家づくりを始めると敷地や予算には限りがあり、たとえば、敷地の中で庭を広くするのか建物を広くするのか、予算の中で外観にお金をかけるのかインテリアにお金をかけるのか、といった取捨選択が求められます。そういった場面で迷わないためにも、「これだけは譲れない!」「ここは妥協できるな」という判断基準として、 “理想の暮らし” について、ぜひ考えてみてほしいですね。ご家族とよく話し合うこともお忘れなく!また、家づくりはひとりではできません。ぜひ設計士をはじめ、つくり手である職人ともイメージを共有しながら、一緒に家づくりを楽しみましょう。
新居で楽しみなことは?
庭いじりが楽しみです。家庭菜園をはじめようと思っていて、育てたいのはトマトやニンニク。国産のニンニクは美味しいけど高いので、自給自足できたらと(笑)育て方の動画を見ると簡単そうなのでやってみたいです。
家づくりをして良かったことは?
既製品をほとんど使用しなかったので、窓枠や壁、天井、キッチンなど全部好きなようにできて楽しかったです。どこを見渡しても職人の手仕事が感じられる、自分たちらしい家になったと思います。また、グラデーションの漆壁や七曲の床柱など、やったことがないことに挑戦できたのも、設計士として良い経験になりました。
これまで「高台の平屋」のブログをご覧いただき、ありがとうございました!平成建設の“設計士の自邸”は、鎌倉でも建築中。来年2月に完成見学会を開催予定です。そちらもぜひお楽しみに!