平成建設の家づくり

お風呂、集めました

年始は澄み切った青空が広がり、気持ちの良い日が続きましたが、先日東京は数年ぶりに雪が降りましたね。まだまだ寒い日が続きそうですが、ご自身にあった温活をして健康にお過ごしください。それでは、今年の集めましたはお風呂から始めます。


一日の疲れを洗い流すお風呂。ご家庭でよく目にするのは、浴槽や床、壁、天井がセットになったユニットバスですが、眺望が良い環境やお風呂にこだわりたいという場合は、在来工法のお風呂を採用することもあります。今回は、それぞれのお風呂の施工事例をご紹介します!

その1
進化を続けるユニットバス

水切れがいい床材や壁面パネル、自動洗浄機能を搭載するなど、各メーカーが日々のお手入れを楽にする機能を続々と開発しているユニットバス。床材のカラーパターンも増え、柄入の壁面パネルも選べるなど、組み合わせ次第でオリジナリティを出せるようにもなりました。この他にも、肩湯やミストサウナなど、癒しの時間を提供してくれる機能を搭載した商品もありますので、ぜひお近くのTOTOやLIXILなどのショールームでご覧ください。

TOTO サザナ HSシリーズ 1616サイズのお風呂。窓から差し込む光がホワイト系の壁面パネルとペールブルーの床に反射して、より爽やかで清潔感のある空間に。TOTOのほっカラリ床は、断熱効果で冬場でもヒヤッとした感覚があまり感じられません。足触りも柔らかく、心地がいいのもうれしいポイント。オプションで床の自動洗浄機能をつければ、日々のお掃除ももっと楽になりますよ!

こちらのお風呂は、サザナ HSシリーズ 1618サイズで洗い場が広めのタイプ。お子様と一緒でも、スペースにゆとりがあります。壁面パネルには、石目調のビスクトラバーチンをセレクトして明るく温かみのある空間に。ゆるリラ浴槽にはステップがあり、半身浴にも活用できます。浴室乾燥機能は、雨や花粉の時期に活躍すること間違いなしです。

こちらのお風呂は、2021年度グッドデザイン・ベスト100を受賞したLIXLのSPAGE(スパージュ)シリーズ。なかなかお湯に浸かれない首肩も、アクアフィールという肩湯機能で温められて、よりリラックスしたお風呂時間を過ごせます。お気に入りのアーティストの曲を聴きながら、豊かな時間を過ごせたら幸せです。

その2
在来工法で、こだわりのお風呂を愉しむ!

ユニットバスは規格が決まっており、それにあったサイズの空間を必要とします。一方で、在来工法は、サイズさえ合えば様々な形や材のお風呂を実現することができます。珍しい浴槽にしたい、照明など細かいところまでこだわりたいという方におすすめです。

コーナーを利用して設置されたこちらのお風呂は、TOTOのスーパーエクセレントバス PV1400床は大理石のような見た目のLIXILのサーモタイル プレージョを採用。壁はコンクリート調のタイルを貼って大人シックなデザインです。ジェットバスも付いているので、ラグジュアリーなお風呂時間を堪能できますね。

温泉好きなら、一度は憧れる檜風呂。十和田石の床と檜の浴槽、壁などが和風のお風呂を実現させます。手入れは大変ですが、檜の香りと柔らかい浴槽が入浴する人を癒すこと間違いなしです。和風建築がお好きな方もそうでない方も、是非ご検討ください。

グレーのタイルと浴槽のホワイトのコントラストが印象的なこちらの写真は、RC住宅のお風呂。浴槽は、JAXSONのベンティ ジェット&ブロアWSを採用しています。間接照明が大人の雰囲気を演出していますね。シャワーなどの水栓は老舗メーカーhansgroheを採用して、シンプルながらもスタイリッシュな空間です。

その3
環境を取り入れて、わたしだけの特等席を!

テレワークを推進する企業も増えて、自然豊かな地域への移住が増えました。東京へのアクセスが良い、湘南エリアや伊豆エリアが人気のようですね。せっかくロケーションが良い場所で家づくりをご検討されるなら、お風呂を自分だけの特等席にしてみるのはいかがでしょうか。

大自然のパノラマビューを望むこちらのお風呂。石造りの浴槽は温泉に来たような気分になりますね。周りに建物がないので、窓を開け放って露天風呂のようにバルコニーで涼を取りながら特別なひと時を過ごすのもおつですね。

こちらの檜風呂は、都会から程よく離れた別荘地にあります。周辺には緑が多く、四季折々の景色を楽しむことができそうですね。晴れた日には、かぐわしい桧の香りに加えて、窓の先に広がる空や海の深い青にも心が癒されること間違いなしです。

桧の丸い浴槽は、湯口を設けて本格的な温泉気分を味わうことができます。開け放った窓の向こうにある富士山を眺めながら過ごす時間は、日本人の心を豊かにする特別なひと時になりそうですね。

疲れを取るにはぬるめのお湯の方がおすすめです

忙しい時期や暑い時期は、ついシャワーで済ましてしまいがちですが、疲労感を強く感じる時ほど湯船に浸かって温まることが大切です。特に、38~40度くらいのぬるめのお湯は、副交感神経を刺激することでリラックス効果があるそう。湯船の中でマッサージをしたりすると、血のめぐりがよくなり睡眠にもいい影響を与えます。今は入浴剤の種類も豊富なので、その日の気分に合わせて香りを選んだりすると、より充実した入浴時間が過ごせること間違いなしです!ぜひ、お近くのドラッグストアなどで好きな香りを手に入れてみてくださいね。

先週からコロナ感染者数が急増しています。感染症対策をしっかりして、あたたかい春を迎えましょう。
それでは、また次回!