平成建設の家づくり

建築事例②薪ストーブのある古民家風平屋

今回ご紹介するのは、アンティーク家具や、薪ストーブを取り入れた、平屋のお住まいです。

外壁を黄土色とした平屋のお住まい。背景の竹やぶとのコントランストがいい感じ。屋根には薪ストーブの煙突が見えますね。玄関までのアプローチにかかる深い軒は、軒天を黒く塗り、落ち着いた印象に仕上がっています。

こちらは玄関です。趣がありますねー。格子の3枚引き戸・下駄箱・欄間のディスプレイが玄関で採用されたアンティーク建具です。

とても細い格子が品があって素敵です。実はコロナ禍で、オーナー様はアンティーク商品の実物を見に行くことができなかったそうです。インターネットで検索し、気に入ったものを、設計士と営業担当者で見に行き、色合いや状態を確認し、お客様と共有しあったそうです。

こちらがオーナー様へ提案した実際の資料。実物を見ることができず心配なこともあったかもしれませんが、こういった資料があれば安心ですね。ショップは、人気の時代家具屋「古福庵」です。アンティーク商品を選ぶのもとても楽しそうです。

リビングは居酒屋風に。本社ショールームの居酒屋風リビングを気に入られたオーナー様がお住まいに取り入れられました。薪ストーブは、グッドデザイン賞を受賞した実績のある、『ネスタ―マーティン』のもの。炎の揺らめきがとても美しいんだそうです。

設計士に聞く、アンティーク商品を使うときに気をつけたいこと

こちらの物件を担当した設計士に「アンティーク商品を使うときに気を付けること」を聞いてみました。

①傷や状態をしっかり確認
アンティーク商品は、中古品です。傷や、状態をどの程度許容できるかは人それぞれ異なりますので、なるべく実物を見て、商品を確認しましょう。

②寸法や、取っ手向きを確認しましょう。
アンティーク建具の高さや長さなどは、現代の既製品とは寸法が異なります。計画中のお住まいに合わせて高さを変えてもらったり、ご家族の身長に合わせるなど修繕が必要になる場合があります。製作枠などの追加費用が掛かるかもしれないことを考慮することが大切です。また、見落としがちなのが取っ手の向き。逆ではありませんか?!ぜひ気を付けて見てみてください。

③追加費用の確認
格子戸や、欄間はとても人気があるアンティークです。それらを採用する際にも、追加で障子紙やガラスを入れる必要があるかなどよく確認をし、追加費用がどのくらいかかるか検討しましょう。

④現代の住まいとの「相性」をよく考える
時代物であるアンティーク商品と、現代の既製品との「色」を合わせるのは意外と難しいということをしっかりと理解しておくことも大切です。異なるお店でアンティーク家具を購入する場合は、色合いを気にしてみて下さい。カーテンなど後で購入するインテリアも、相性の良い物を選ぶようにすると空間に馴染みます。壁紙もアンティークに合わせ、白過ぎないものを選ぶことをお勧めします。
今回ご紹介したお住まいでは、オーナー様のご希望で空間を濃く演出しましたが、 明るめな配色にしたい場合はアンティーク商品以外はクリア塗装にし、アンティークの商品をアクセントと考えてまとめると良いでしょう。

⑤設置の際の動線の確保を念頭に
購入したアンティーク家具を運び込む動線を確保することも大切です。せっかく買ったのに大きすぎて入らない!では困ってしまいますね。

いかがでしたでしょうか?「アンティーク家具を使ってみたいな」とお考えの方は、ぜひ一度、経験豊富な平成建設の設計士に相談してみてください。きっと素敵なお住まいに仕上がります。

玄米にはごま塩!

最近一番気になっていた「玄米」。積極的には探していませんでしたが、自然食のお店に立ち寄ったところ、隅の方から、玄米様のお声。ここだよ~ここにいるよ~

帰ったらすぐ炊こう!と思いきや、お店の方に「最低でも12時間は浸水させてくださいね~♪」と言われ、浸水すること10時間。

圧力釜か厚手の鍋でと言われていたのですが、うれしいことにVermicularのライスポットに玄米モードがありました。これなら手間いらずですね。玄米1:水1.2としました。

じゃじゃじゃん。どうですか~どうなんですか~?初めてなので、良く炊けているのか失敗しているのかわからず・・・

「玄米にはごま塩!これマクロビ界では常識!」とお店の方がおっしゃるので、言われたままに一緒に購入したごま塩をフリフリ。噛めば噛むほどおいしくなるということで、もぐもぐかみみ、これはいったいいつまで噛むのが正解なんだろう?おいしいけどおいしいってどのくらいなんだろう・・・と、わからないことだらけで、一回目の玄米体験は終わりです。
「玄米食べるとね、おかず食べなくてもいいくらい玄米は栄養があるんだって~」と食卓で話していたら、子供たちが、「じゃあ、野菜は残してもいいんだね!」と言いました。これぞまさに糠喜びであ~る。