平成建設のイベント

ギャラリー便り 2月16日

みなさんこんにちは。 「平成記念美術館 ギャラリー」企画・運営担当の三田村憲和です 。

今年も東京藝術大学卒業制作展に足を運びました。
2015年からはじめた平成藝術賞も今回で7回目となりました。
平成藝術賞とは、次世代の美術界を担う芸術家、および研究者の人材育成を目的として、日本画、油画、彫刻、工芸、デザイン、建築、先端芸術表現、芸術学の8分野に於ける、優秀な学生への奨学金制度です。
過去の受賞者はこちらからご覧ください。
https://www.heiseikensetu.co.jp/gallery/award.html

今年は新型コロナウィルスの感染症予防のために卒業制作展はすべて予約制となっており、学生さんたちは残念だったかと思いますが、大学生活の集大成でもある卒業制作はとても素晴らしいものばかりでした。

また、見に行くことができなかった方のためにバーチャルで卒展会場を見ることができる面白い試みをされていますので、ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。
https://diploma-works.geidai.ac.jp/

第7回平成藝術賞を受賞された方は以下の方々です。

日本画・平片 仁也「皓皓と」
油 画・クドリック 華子「Tribute to Bob Rogers (悲しきラジオ 1170) 」
彫 刻・木藤 遼太「ささやかな個人的ワールドレコード」
工 芸(陶芸)・森 聖華「釣り キチ親父」
デザイン・森實 隆史「”The Flowers”,”Curious”,”White Flowers”」
建 築・仁科 緑「Re:CORONA 生活する島」
先端芸術表現・奥野 智萌「Finger Braille Piano」
芸術学・浅野 雄大「ポストモダンの藝術はなぜ「崇高」でなくてはならなかったのか―ランシエールによるリオタールの崇高論批判と「ディセンサス」

日本画・平片 仁也 「皓皓と」

工 芸(陶芸)・森 聖華「釣り キチ親父」

建 築・仁科 緑「Re:CORONA 生活する島」

受賞者8名のグループ展「第7回平成藝術賞受賞作家展 未来の大芸術家たち」を5月28日(金)~7月2日(金)の日程で企画しています。

昨年は新型コロナウィルスの影響により例年の開催時期(6~7月)ではなく年末年始に会期を変更しましたが、今年は状況が落ち着き例年通りの日程で開催できるといいなと思っております。皆様是非お楽しみにしてください。