みなさんこんにちは。 「平成記念美術館 ギャラリー」企画・運営担当の三田村憲和です 。
皆様、上野といえば何を思い浮かべるでしょうか?
上野公園、上野動物園(パンダ)、東京都美術館、花見、東京都西洋美術館、国立博物館、国立科学博物館など、いろいろ思い浮かぶと思います。私にとって上野といえば、真っ先に頭に浮かんでくるのは東京藝術大学?となりました。さて今回、そんな東京藝術大学の卒業制作展を見学してきました。
弊社は2015年に、次世代の美術界を担う芸術家、および研究者の人材育成を目的として、日本画、油画、彫刻、工芸、デザイン、建築、先端芸術表現、芸術学の8分野に於ける、優秀な学生への奨学金制度「平成藝術賞」を創設しました。今回で6回目となります。
過去の受賞者はこちらからご覧ください。
https://www.heiseikensetu.co.jp/gallery/award.html
東京藝術大学卒業制作展(以下卒展)が開催されているのは東京都美術館と東京藝術大学の大学美術館、また各教室でも一部展示されています。
さて、卒展とは少し話がズレますが東京都美術館にあるこちらの球体ご存知ですか??
こちらは井上武吉作「my sky hole 85-2 光と影」という作品です。 東京都美術館には、小さいころからしょっちゅう、親に無理やり(笑)連れてこられていましたが、こちらのオブジェ前でよく記念撮影をしました。すごく不思議で、同時にとても印象に残る作品で、このオブジェを見ると「ああ都美館に来たな」と思います。
さて、話はそれましたが、令和元年度・第6回平成藝術賞を受賞された方は以下の方々です。
日本画・宇野 七穂 「bedroom」
油 画・木村 文香「虫を踏む 人を踏む」
彫 刻・竹野 優美「岸水に寄せる」
工 芸(染織)・千田 華子「Autumn Leaves」
デザイン・大島 利佳「福々来たり、めでたくは久々。」
建 築・阿部 文香「ミグルミケンチク」
先端芸術表現・乾 真裕子「月へは帰らない」
芸術学・岡 龍廣「与謝蕪村の晩年の屏風作品とその構成について-学習過程を追いつつ-」
タイトルだけではどんな作品かわからないと思いますので、次回から少しずつ写真と共にご紹介をできればと思います。 どうぞお楽しみに!