平成建設の家づくり

【独立型二世帯住宅】③~養生バラシ~

大切なものを傷つけないように守ること。それを「養生」といいます。建築現場では、少しずつ完成していく建物を守るために、都度養生をしながら工事を進めます。



こちら、1回目のブログで紹介した建物南東側のアングル。

この時はまだ構造や下地がむき出しでしたね。これはまだ下地の下地。ここから仕上げがされていくので、この段階では養生は不要です。



そしてこちら。

壁紙の施工も終わり、終盤が近づいてきています。キッチンや窓枠、換気扇にも養生がされています。



キッチン養生に使われているのは段ボール。段ボールは内部にしっかりと空気層が設けられていますので、養生材としてとても優秀です。


換気扇の養生はビニール養生。換気扇の素材はステンレスなどが多く、段ボール等だと商品と養生材の間に隙間が生まれ、そこに細かなゴミが入ると、結果的に商品を傷つけてしまいます。なので、密着性の高いビニール養生を商品に直接貼り付けて守ります。



よく見ると床にも養生がされていますね。建築現場において、床はキズが付きやすいので養生は必須。しかし面積も広く、自前で用意するのはなかなか骨が折れます。なので平成建設では、協力業者から養生材をレンタルしています。



養生が外れた様子がこちら。初公開です。



養生を外すことを「養生バラシ」といい、その際には、専門業者によるクリーニングが入ります。せっかく守っていたのに、養生をバラす際に傷つけるわけにはいかないですからね。

しっかりと守られていたおかげで、 きれいに仕上がっています。養生をバラした後は、監督や職人の皆さんも、より一層気を付けて室内に立ち入ることとなります。




ということで、今回はここまで。

川崎市「1階と3階リビングの独立型二世帯住宅」密着ブログ

2019.12.21~2019.12.22

神奈川県川崎市にて独立型二世帯住宅、三階建てのお住まいが完成を迎えます。SE構法、3階建て、二世帯住宅、様々な工夫の詰まったお住まいが完成する様子を密着してお届けします。

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