平成建設の現場

都心で叶える 平屋の夢「製作雨戸の戸袋鏡板」

現場に行くと久しぶりに博康大工に会うことができました。雨戸の戸袋鏡板を仕上げているようです。

こちらも製作するんですね!素敵です!!本当にたくさんの木のぬくもりが溢れるお住まいになりそうです。

さあ、博康大工に密着開始です。

「自由金(じゆうがね)」という指矩(さしがね)とは違う、自由に角度を変えられる工具を使って角度を測り、ぴったりとこの場所に板が納まるように板を切断していきます・・・

そして、ちょうどいい大きさに調節した板を嵌めていきます!

そしてこの工具、「フィニッシュネイル」というようで (かっこいい!) ・・・

このように目立たない釘を打って固定するそう。

たしかにこれは目立たない!

ただ、こちらは上の板に隠れて見えなくなるのですが、(見えない部分もこの美しさ!)表面の見える部分にも釘を打ちたいときは・・・

なんと、もっと目立たない釘を打てる「ピンネイル」を使うそうです!!

ピンネイルを打ったところはポンチという釘止めで、さらに目立たないように仕上げていきます。(!)

このように色んな工具を使い分けて、丁寧な仕事をしている博康大工の様子をお伝えしました!ちなみに、もちろん板の方向も考えられていますよ!流石です。(詳しくはこちらのブログをご覧ください)

ここで大事なお知らせ。

このブログでご紹介している平屋の家の完成見学会が、12/21(土)・22(日)の2日間開催することが決定いたしました!!!

様々な大工の技が光る製作家具や設えの数々を、ぜひ実際にご確認ください。詳しい情報はまたウェブにて告知いたしますので、ご予約の上のご来場お待ちしております!

 

「都心で叶える 平屋の夢」密着ブログ

新宿区の平屋づくりの現場レポート。建物が密集した都心に、「純和風の平屋」をどのように実現していくのか。伝統的な和の空間に、すこし艶やかで遊び心を織り交ぜた、魅力たっぷりの住まいづくりを密着していきます。
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