平成建設の加工場では撮影クルーが大工を撮影しています。カメラが唐沢大工の手元に寄っています。
寄ります、寄ります。「ハイ!カットー!」
カメラアングルや、ライティング、進行・・・何かと学びの多い同行でした。いったい何を撮影しているか、こうご期待。
そしてその傍らで、大きなけやきの材が、横たわっていました。カンナがけをする大工は、この加工場を見渡す限り、一番年上でしょう。
師匠の様子が気になる唐沢大工。
小山大工も参戦。
撮影の合間に、唐沢大工もこの大きなけやきにカンナをかけます。
見ていた小山大工も削ります。
表面を仕上げているそうなのですが、けやきの表面を美しく仕上げるのはとても難しいのだそう。「私だったら10年かかりますか?」と小山大工に聞いたところ「いや、仕上がらないでしょうね(苦笑)」と。大変失礼しました。
ほんの少しの段差を、カンナをかけることで滑らかにしていきます。
大きなけやきの材、カンナがけも重労働です。
途中刃を研ぐ場面も。
インターネットがあれば何でも調べられて、なんでもわかる時代。撮影クルーも加工場での大工の姿をカメラを通して伝わるようにとじっくり撮影していました。しかし、師匠と若手大工の姿を見ると、人から人へでしか伝わらない何かが必ずあるような気がした1日でした。
うわわわわ!ついにカブトムシが・・・!つづく。
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