梅雨ですね。空はどんよりとした日が多くなりましたが、あじさいがあちらこちらで咲き乱れている様子に、心は晴れやかになります。あじさい、大好きです。現場にきてみると、もう建物の全体的なカタチができていて、頭ではわかってはいたものの、実際に目にするとちょっと驚いてしまいます。住んだ際のイメージもできるようになってきました。
この平屋のお住まいは、どの部屋からでも中庭が眺められるのがひとつのポイントとなります。この写真は茶の間となる場所から撮影しているのですが、その向こうに中庭(写真中央部分)、玄関と視線が抜けていきます。
大工の石川博康さん。今何をしているのか聞いてみたところ、製作した木製サッシを入れるために現場で調整しているとのこと。サッシまで製作してしまうなんて楽しみですね。
サッシの下枠をはめこんだところに、木片を入れ込み、こちらを切り落とします。
※金具は仮置きしています
撮影のために、本気用(?)のノコギリを出してきてくれました・・・
けれど、「やっぱりこっちのほうがいいや」と言ってこちらで再度仕切り直してくれました(笑)。ノコギリでも種類がたくさんあり、使い分けているようですね。
ところで気になっていたのは、掃除用具が綺麗に収納されていることです。
聞いてみると、大工1年目の濵くんがパレット(材料の運搬に使う台)を再利用して作ったとのこと。こういうものをささっと作れ、しかも再利用とは素敵ですね。
こちらは、立木さんの道具が綺麗に整頓されておりました。このような現場は気持ちがいいですね。
次回はどのようなものが見られるでしょうか。お楽しみに。
「都心で叶える 平屋の夢」密着ブログ
新宿区にて平屋づくりの現場レポートが始まります。建物が密集した都心に、「純和風の平屋」をどのように実現していくのか。伝統的な和の空間に、すこし艶やかで遊び心を織り交ぜた、魅力たっぷりの住まいづくりを密着していきます。
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