先日、構造検査を終えたN様邸。
こちらは構造検査の様子。金物が図面通りに施工されているか、設計士がチェックしています。
N様邸では、リビングをより開放的にするために、木ではなく鋼製の筋交いを開口部に採用しました。写真で見ても主張がなく、すっきりしていますね。
構造が出来上がったので、これからは床や階段など室内の木工事に入ります。先日、現場では「階段の試練」が行われていたので、その様子をお伝えします。
試練に挑むのは入社4年目の浅井大工。N様邸ではじめて階段を任されます。
N様邸の階段は、難易度が高めの廻り階段。水平垂直が取れているか、確認しながら、ひとつひとつ丁寧に進めていきます。聞くところによると、同期の大工も別の現場で階段を任されているようで、お互いの進捗が気になるところ‥‥。ここは浅井大工の頑張りをお伝えしなければ!
表情は優しさに溢れていますが、厳しく見守る西山大工。余談ですが、こちらの2人は同じ出身地、愛知県コンビです。西山大工曰く、階段は、大工の基本が詰まった「若手の登竜門」なんだそう。技術はもちろん、効率よくきれいに仕上げるためには段取りを考えるのが重要らしく、階段の試練をクリアすることで、この先住宅の現場を任せられるようになるためのスキルアップに繋がります。階段の仕上がりが楽しみですね。
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