日比野大工が、2階の吹き抜け部分の手すりになる格子を製作しています。
縦格子と、その上のカバーとなる部分です。寸法に合わせて削りホゾを加工したそうですが、その数の多いこと。地味な仕事・・・。私もちょうど「文字組」という作業に追われ、地味で手間、そして時間がかかる~と思いながら数日過ごしていたところでした。しかしこの作業をショートカットしてしまうと、きれいなレイアウトができません。読みにくい紙面になってしまいます。結果組版の技術を習得することもできません。
面倒なこともやっているうちに、上達し、早くできるようになり、新しい発見や、気づきがあったりします。職種は違いますが、ものづくりの工程は似ているものがあるなと思いました。
継ぎ手の部分は叩いて、ホゾに入るように加工します。
叩きます。
ピタッとおさまるのか?
どうなの?
どうなの??