シロアリを防ぐための防蟻処理が終わったころを見計らって様子をお伝えしようと思ったのですが、その様子は写真からはわからないことに気づきハッとしました。
平成建設が使用している防蟻処理剤は、ホウ酸が主原料です。無色透明のホウ酸は散布しても木材の色が変わらないため、施工状況を画像でお伝えすることができず・・・。あれ?防蟻処理終わってないのかな?と思うほど、においもまったくせず・・・。
別現場のホウ酸散布の様子の画像がこちら。ホウ酸を家の全体に散布します。
床も天井も、家全体にホウ酸をしみこませます。
先ほどにおいがしないと言いましたが、ホウ酸は、野菜や果物にも含まれる栄養素の一種で、人体に安全な素材。また揮発も蒸発もしないため、現場からは防蟻処理によるにおいが一切しなかったようです。家に住む人にも、つくる人にも優しい素材ですね。
見た目にはほどんどわからない防蟻処理ですが、しっかりと施工されており、壁には「施工済証」もありましたのでご安心ください。
先日、築30年の木造住宅で、シロアリ被害が深刻なリフォームの施工事例を見たばかりだったので、シロアリ対策の重要性を実感しています。シロアリの発生に築年数は関係なく、運命・・・ということですので、最低でも5年に一度は床下を点検したほうが良いそうです。発見が早ければ早いほど、被害も費用も抑えることができます。