雑記

学生寮「HAKUSAN HOUSE」

先日学生寮を見に行く機会がありました。自身も学生寮でしたが、全然違いますね、最近の学生寮は。こちらの「HAKUSAN HOUSE」は、日本国内はもちろん、各国からの留学生を対象にした学生寮で、8F建て。部屋数は、60以上。

共有のキッチンスペースが、一階おきにあります。ビルトインの食洗器・オーブンどれも大型で、寮に住む仲間とクッキングをしたり、各国から集まる学生寮なので、いろいろな国の料理をふるまって交流できるのはいいなと思います。ワイングラスもいっぱい・・・。もはや勉強どころではない。窓辺のカウンターもちょっと軽食をとったりするときにいいですね。

 

階ごとにカラーコーディネートが異なります。窓からの景色も。カウンターは、やはり高層階の眺めがいいですね。カフェみたい。

 

こちらはスタディー・リビングルーム。各部屋は、そんなに広くないものの、共有スペースが広く、充実しています。住宅でも個室はそんなに居心地を追求せずに、LDKの居心地の良さを高め、家族がより集まるようになんてコンセプトを聞くことがありますが、寮も同じですね。共有スペースを居心地の良い空間にすれば、人は自然とそこに集まるんだろうな。

 

その各部屋、ですが、当初図面を見た際、「6人部屋?二段ベット?いやーこれはけっこう大変そう」と思っていましたが、実際に部屋を見てみると、二段ベットといっても、私の知っている、小さなころに姉と共有していた二段ベットではなく、個室感がすごい。ああ、これならいいかも。と思える二段ベットでした。

 

こちらは最上階の屋上庭園。ここでは、BBQもできるます。とにかく交流スペース充実。右斜め前方にはスカイツリーがみえます。夜景もきれいそうですね。同行した、スタッフは、そんな景色を見ずに、いったい何をみているのか?

どこを見ているのか?

 

何を撮っているのか?建築は奥が深いですね。

 

1Fは、こんなに広いラウンジです。いいなーこういうスペース。こんなオフィスで働きたい。こんな場所が会社にあったらいいな。

 

TOKYOイラストレーション。

 

やたらクッションが多いこの部屋は、シアタールーム。各国の学生が集まれば、国際試合のスポーツ観戦も白熱しそうですね。建築には、人を集める力がありますね。「こんなキッチン、こんな部屋があるならこの寮に住みたい。」とか、「こんなオフィスなら、この会社で働きたい。」とか。

当時、一人暮らしがしたかった私でも、こんな学生寮なら親と喧嘩せず、喜んで入寮しただろうなと思います。