平成建設の現場

寒川の家「床」

寒川の家は、断熱材が吹き付けられて、木工事が始まっています。あっという間に進んでいます。大山大工が、天井に貼る板を広げていました。夏は暑そうなヘルメットも、冬は暖かそうに見えます。

 

大山大工の背後にある現場ファニチャーに、新製品です。電気系のチューブを使った「さしがね収納」。作った是枝大工が、「チューブがかわいくってさ。」と言っていました。チューブのかわいさには、同感しかねましたが、アイディアが良いということで、掲載です。

 

こちらは寒川の家の床に貼られる床材です。床材選びは悩まれる方が多いかもしれませんね。寒川の家のリビングには、「ナラ」の厚張りフローリングが採用になりました。先日の地鎮祭では、無垢にするのか、厚張りにするのか、フローリングにするのかということをお施主様と現場担当で議論していましたが、厚張りの床材に決まったそうです。

 

3mmの厚さにスライスされたナラ材が、貼られています。無垢材よりは、コストを抑えられ、フローリングより、自然の風合いを楽しめる。そんな商品です。先日、小児科の待合室で見ていたモニターでは、アレルギーを無くすためには、アレルゲンを除去すること。という映像が流れ、「床はフローリングがよいでしょう」「ソファーは合皮がいいでしょう」と、お手入れ重視のコメントで、自然素材の家がいいのか、お手入れ重視の建材を使った家がいいのか…とても難しいなと思いました。最終的に選ぶのは、住む人です。製品の特長をよく知って、何を一番大切にしたいか、家と暮らしに合った材をセレクトする目が必要だなと思います。

 

 

 

寒川の家 記事まとめ

神奈川県高座郡寒川町
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