キッチンと炊飯器と、暮らし | 藤沢SHOWROOM通信 -平成建設藤沢支店ブログ-
雑記

キッチンと炊飯器と、暮らし

先日、通っている料理教室で、ある気づきがありました。オレンジのカップケーキに生クリームをかけるために、交代でホイップするのですが、140cmの身長の女性がホイップするには、台が高くてとてもやりにくそうでした。「なんだろう泡立たない!」と。こねたり、混ぜたり、そういった作業は力が要ります。そうすると、身長と、作業台の高さがアンバランスだと、どうやってもうまくいかないのです。そして食器をみんなで洗っているときには、もう一人の140cmの女性の方は、つま先立ちで洗っていて、「キッチン高いですか?」と聞くと、「もうつま先で立つのが癖になってます」と言っていました。もう一人の小柄な方も、「わかる~」と。

驚きでした。よく「家に暮らしを合わせる・合わせない」のようなキャッチコピーを目にしますが、家に暮らしを合わせていたら、つま先立ちが当たり前になるんだなと。果たしてそれは健康なのだろうか・・・と。

 

さて、私がやってきたのは、二子玉riseにある蔦屋家電です。目的は、炊飯器。自宅の炊飯器が壊れたのです。そしてちょうどそのころ藤沢ショールームでは、炊飯器買い替えブームでした。ある人は、ZOJIRUSHIの「羽釜」、ある人は、TIGERの「GX」。そしてどちらも美味しいと。電気屋でずらっと並ぶ炊飯器。お店の人に「硬めと、柔らかめどちらがお好みですか?」と聞かれ、「ふつう」と答えた私に、店員さんはいぶかし気で、どうやら、お米に「ふつう」はない様子。「あなたにとってふつうでも、わたしにとってはふつうじゃないのよ!!!」という心の声が聞こえてくるようでした。とりあえず、炊飯器事情を聞き取り、全メーカーのパンフレットを持ち帰りました。フムフム、フムフム。うん、決まった。「バーミキュラ」にします。

 

やまださんでも、のじまさんでも取り扱いがなかったので、ここならあるだろうと行った蔦屋家電。やはりありました。偶然にも、この日は、実演までしていました。ありがたい!「バーミキュラ」と、「バルミューダ」の食べ比べイベント。よくわかってらっしゃる!それが見たかったんです!!「行きますよ~開けますよ~」と実演上手。

 

ぱかり~♪これが「バーミキュラ」の炊き立てです。「蟹穴がいっぱいですね~」と。蟹の穴のようなものがお米とお米との間に複数できているのがおいしい証拠だそう。

 

そしてこちらが、「バルミューダ」。3号炊きなので、我が家には少々足りないなと。味見の結果、あくまで個人の主観ですが、私は、バーミキュラが好み。別の男性客も、バーミキュラを指さして「バルミューダが美味しい」と言っていました名前が似ていてややこしいですね。テレビ東京で炊飯器対決をしていた時も、勝者はバーミキュラでした。

 

バーミキュラ、お色は3タイプ。炊いたご飯のおいしさはもちろん、お手入れしやすさや機能など各社工夫を凝らした炊飯器がたくさんある中で私がこれを選んだ理由。それは、調理ができるということ。以前炊飯器で角煮をつくったときに、簡単なのに美味しくでき、次に買うなら、料理ができる炊飯器がいいなと思っていたのです。バーミキュラはまさにそれでした。

 

もう一つは、美しいWEBサイトや、パンフレットとその中にあった言葉たちへの共感です。「手料理と生きよう」、「暮らしを変える鍋」、「みせたくなる炊飯器」・・・。電化製品は隠したくなりがちです。例えばエアコン、目隠しをしたりします。それから、冷蔵庫や、オーブン。そういったものもすべてドアで隠してしまうこともあります。それは、見せたくないから。必要だけど、空間にないほうがいいなと思ってしまうものたち。だけど、バーミキュラなら・・・。

 

鍋は直火で使用もできます。鍋にメモリがないので、専用の計量カップでお水を足します。少々お米のこびりつきがあるので、洗う手間はあるかもしれません。鍋部分が熱くなるので、小さな子供の手の届かないところに置かなければいけません。しかし今は、来る年末年始に向けて、このバーミキュラで何をつくろうかとレシピブックを熟読・・・そんな楽しみがバーミキュラにはあります。