相模湾が眼下に広がる、この素晴らしい庭のある中古の一軒家を購入し、現在平成建設にてリフォーム工事が進んでいます。決め手はこの景色と、ご実家からの距離。訪問してみれば、この中古住宅を購入した理由に納得です。
この日、私は、実家のリフォームを検討中の友人夫婦を、こちらの現場へ案内させていただきました。夫婦は、現在は、アパートにお住まいですが、消費税増税前に、実家を二世帯住宅にリフォームして暮らそうと考えています。プライベートで会うたびに、「そろそろ家を・・・」という話は出ていたのですが、彼ら自身の意向と、ご両親の意向が沿うかどうか、そこがなかなか問いづらい問題であったようで、同じ位置で足踏みをしていたように思います。まずは一度、リフォームの現場を見てみたら?ということで今回の現場訪問となりました。
現場に入ると広がる庭と景色。夫婦も海の近くで育ち、今は海の見えるアパートで暮らしているため、なんとなく似た風土にいいねいいねえと。そして、一通り、現場の様子や、リフォームのビフォー・アフターを現場監督から説明。玄関だった場所を浴室に変え、キッチンだったところを、和室に変えた様子には驚かれていました。
築40年の中古住宅は、もともとリビングとダイニングが別々だったので、リフォームで広々としたLDKにまとめ、また美しい景色が料理をしながら見れるようになったことは本当にナイスリフォームです。私が印象的だったのは、今回現場案内に同行していただいたこちらの住まいの奥様の言葉。「共働きで、どうしても娘たちと過ごす時間が一番長いのが、ダイニングになってしまうから、ダイニングを大切にしたかったんだよね」です。家づくりは、家族の形態によって様々です。PM7:00~PM9:00。毎日働く奥様と、帰りを待つお子様たちの大切なコミュニケーションの時間。ママがキッチンで料理をするのを待つ時間、お手伝いをしたり、今日はこんなことがあったよと話しながら一緒にご飯を食べる時間、今回のリフォームによって、その時間はきっともっとかけがえのない時間になるんだろうなと思いました。
巻物のようなご実家の図面を見ながら、現状の坪数や、構造を確認。だいたいこのくらいの規模で、このくらいのことができるということを実感していただきました。そしてこの後、どのようにリフォームを進めていけばいいかを現場監督からレクチャー。
後で、「今日はありがとう、すごくためになったよ。家族忘年会があるから、両親の意向を聞いてみるね」と連絡をいただきました。きっと、実際の現場を見たことで、漠然と抱いていた「そろそろ家を・・・」の気持ちから、自分たちの家だったらどうしたいか、どのくらいのリフォームにしたいかを具体的に考えるきっかけになったと思います。足踏みしていた家づくり問題が、一歩前へ、前進したような気がしました。もし今、「そろそろ家を・・・」とお考えの方がいたら、ぜひ一度現場をご覧いただくことをお勧めします。