雑記

ティッシュ箱のデザイン

こちらセブンイレブンで発売中の「LUXURY SOFT TISSUES 200W」。全面ブラックのその名の通り、ラグジュアリーな雰囲気漂うティッシュ。一箱180円。(あ、そうだ、車のティッシュがなくなっていたんだっけ。買おうかな。でも厚みがあって、車で使っているティッシュケースに入らないなあ。)なんて思っていたところ、その下段に5箱280円の青い柄のティッシュが。1箱180円、5箱280。デザイン?機能性?いや価格か?究極の選択・・・。

でもよく考えてみれば、このデザインに、ケースはいりません。車の黒い内装に、花柄や、どちらかというとPOPな柄のティッシュ箱があるのが気になって黒いティッシュケースに入れていましたが、このデザインならそのまま置いておいても気にならないのでは?と買ってみることにしたのです。

どうやらセブンイレブンのブランディングを手掛けた、佐藤可士和氏プロデュースの、このティッシュ箱。解剖して見れば、きらりと光るシルバーの箔押し。これが全体のラグジュアリー感を上げています。しかし残念なのが、ティッシュを使うときにここ剥がしちゃうんだよ。なくなっちゃうんだよ。

剥がしたくないなと思いながら、はがしてみると・・・

うーん。黒い箱になりましたね。ラグジュアリーとかなると、ピカピカツヤツヤの加工をしそうですが、そこをあえてそのままマットな肌触りを残したところが今っぽさですね。

 

ぺりぺりとはがしたその裏は、グレーです。これがもとの紙の色。

 

裏を見ると、白地に、全体の黒と同じ色で印刷がありますから、表が白、裏がグレーのボール紙であったことがわかります。よくある化粧箱に、印刷と、箔押しをすることでこれだけのラグシュアリー感を演出することができるのですね。

 

しかし、やはり印刷。ぺりぺりとはがした後、切り口部分がはがれれば、中の白い紙が出てきて、少しだけ残念です。このささくれ的ホワイト、背景が黒だと目立ちます。もしこれが、印刷でなく、もともと黒い紙であったら、剥がれても黒いままだったと思います。しかし強度や予算を考えるとこれが限界か・・・とも思えなくもありません。例えばダイニングテーブルを選ぶときに、ウォールナットの無垢の机を買うのか?ウォールナットの突板で仕上げた机にするか?そんな違いと少し似ている気がします。

 

どんなティッシュ箱だったらうれしいかと少し考えました。ティッシュが無くなったら最終的に箱で鼻をかめたらすごくいい?とか、ティッシュを取ろうとしたら、終わってしまっていて、「ちょっと変えておいてよ!」という、小競り合い。これを無くせるティッシュを発明できないか?とか。左は縦に長いのでいっぱい入ります。でも待てよ、これじゃあ、手が届かなくなって取れなくなる。よしじゃあ横に長いとかどう?いやあ、場所取るよね。ティッシュ箱は今くらいのサイズがジャストサイズか・・・。ティッシュは無くなったら補充?それだ。

ちなみに、中のティッシュの肌触りは、保湿ペーパーほどはしっとりはしておらずですが、100%パルプとのことです。