9月になりました。外はまだまだ30度近くありそうですが、鎌倉の家の現場では、とても気持ちの良い風が流れ込んでいました。そんな本日、渡邊大工は、1階掘りごたつの間を工事中。基礎部分と、木材が途中で切断されているのがわかりますね、その部分が堀ごたつになります。掘りごたつの周囲は掘られて足が入れられるようになるそうです。
渡邊大工、makitaのラインポイントを使って、木材にセンターラインを書き出すようですが・・
外からの日差しが強いようです。
うーん、見えづらい。
気を取り直し、「納まり図」で木材の納まりを確認。見ると、木材がどのように収まれば掘りごたつが出来るかが詳細に書いてありました。これを書いたのが棟梁の小川。小川自身も大工なので、「納まり図」もより詳細に出来ていますよと渡邊大工。何ページにも渡る納まりの図面を見て、感心してしまいました。
蔵を建築中の石川大工もまた、棟梁がつくった「納まり図」とにらみ合っていました。まずはこの「納まり図」を解読するところからなんだそう。
鎌倉の家 記事まとめ
神奈川県鎌倉市
大工ブログで更新中の「鎌倉の家」。施工を手掛ける大工さんとはまた異なる視点でレポートします。
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