平成建設の家づくり

鎌倉の家の「床」

久しぶりに「鎌倉の家」の現場へ。先日石川大工がつくっていた「持ち送り」は美しく完成していました。そして今日の石川大工は、蔵の2階部分の床をつくっていました。

こちらですね。床といっても、これは下地。最終的にこの上に、無垢の床板を貼ります。写真はその前の段階。でこぼこな梁に合うように、一枚ずつ材を切って、はめる。床は3層なので、3回この作業を繰り返します。まず縦にまっすぐ、そして斜めに、床のミルフィーユです。しかしこの作業、床板に隠れて見えなくなってしまうとは・・・。「鎌倉の家」の床は、すべてこのように作られていいます。

母屋2階の床下地も、出来上がっていました。大きなお住まい、古材を使用した手刻みの家なので、手間と時間がかかりますが、着実に完成に近づいています。

そして、休憩時間。瀧本大工がCoffee入れてくれました。しかもIce Coffeeです。現場はとても蒸し暑いですからね。そして「おねえさん、どうぞ」と。今、「おねえさん」って言ったよね?と確認。平成建設の大工は、一味違います。コーヒーも、気遣いも。

大工ブログを書いている平松大工。笑顔が素敵ですね。この笑顔は、同じく大工ブログを書く原田大工が撮った一枚。とてもいい笑顔です。

和気あいあいと、和やかに。

 

右、棟梁の小川です。

先日ご紹介した窓枠には、建具がはめ込まれ、ガラスがはめ込まれるのを、今か今かと待っています。そろそろ外壁の左官工事も始まるようです。

 

 

鎌倉の家 記事まとめ

神奈川県鎌倉市
大工ブログで更新中の「鎌倉の家」。施工を手掛ける大工さんとはまた異なる視点でレポートします。
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