この装飾された木部、「持ち送り」と言うそうな。庇や棚など張り出したものを支える部材です。この「持ち送り」何年前のものだと思いますか?「持ち送り」を取り付け工事中の石川大工に何年前か問うと、「これ?古いものだと思うよ。100年前くらいじゃないかな。」と。100年・・・、すごいですね。とてもきれいに残っています。100年前どんなところで使われていたのでしょう。
きれいな装飾が施されています。いったいどんな職人が彫ったのか。
石川大工が真剣な表情で「持ち送り」を施工中です。
次に現場に行くときにはこの部分に100年前の「持ち送り」が蘇っていることでしょう。楽しみです。
鎌倉の家 記事まとめ
神奈川県鎌倉市
大工ブログで更新中の「鎌倉の家」。施工を手掛ける大工さんとはまた異なる視点でレポートします。
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