雑記

瀬戸内国際芸術祭へ!

行ったわけではないんです。とっても行ってみたいんです。設計 四宮です。

 

写真のかぼちゃが有名な場所ですね。約2年程前に初めて訪れました。周りに人がいないこのカットは朝一に出向いてようやくシャッターを切れた記憶があります。自分でも久しぶりに写真を開いたのですが、海が背景となっているせいか、ワンピースに出てくる悪魔の実の一種なんじゃないかとか勝手に考えています。

 

そんな場所ですが、3年に一度の大イベント、「瀬戸内国際芸術祭2016」が開催されています。3~4月で春会期が終了してしまいましたが、3部構成で夏と秋にも開催されます。以前行ったときは期間外だったのですが、かなり刺激を受けたので次は会期中に行ってみたい。。常設のおすすめポイントをご紹介。

 

 

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犬島精錬所美術館(設計:三分一博志氏)

美術館という枠に捕らわれない展示方法と、展示のための建築。建築のための展示という相互関係。2011年の日本建築学会賞を受賞しています。個人的には建物に至るまでのアプローチ部分の演出が、昔好きだったRPGのダンジョンにそっくりで別世界に飛び込んだようなワクワク感でいっぱいでした(笑)

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豊島美術館(設計:西沢立衛氏)

「水」が地面から湧き出て、溜まって、流れる。ただそれだけの動きを展示しています。「水」しかないという、美術の定義に囚われない展示なので、好き嫌いは分かれるだろうなーと思います。建築に携わっていると、水を制限することの難しさを実感する場面が多々あります。それをコントロールして、展示化するその施工技術の高さだけでも十分芸術だと今になって思います。

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町を歩けばいろんな展示があったり、のどかさに癒されたり。

今年の旅行先の候補にいかがでしょうか?

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