藤沢支店 松永です。
先日、この土日で開催される見学会の会場となる川崎の現場で社内検査が行われました。キズや汚れのチェック、内装や設備、照明器具など不具合はないか…監督や設計、大工で総チェックを行う社内検査はお引渡し前の大切な時間です。と、大事な検査の間ではありましたが、せっかくなので…担当大工、設計に物件の見どころポイントを聞いてきました。ただし、ひとつだけ。あえてひとつに絞って教えてください!と聞いてみました。
まずは見学会から引渡しに向けて監督の工藤さんと最後の作業をしていた、親方の飯塚大工のところへ。あえてひとつ、見どころを上げるとしたらどこですか?という問いに、あえて上げるなら…と答えてくれたのは…
外観の特徴にもなっている、アプローチと車庫を兼ねた半屋外の大空間。壁、天井の三方に施された板張りが特徴的ですが、壁と天井の板目地がキレイに合うのは当たり前のようで気を使う、大工さんの性格も若干現れる施工箇所でもあります。いつも仕事が丁寧な飯塚大工、今回の板張り仕上げもキレイ!入隅でピタリと揃う目地が気持ち良いです。続いては設計担当の宮重くんのところへ。ひとつだけ上げるとしたら、と答えてくれた見どころは…
玄関からLDKへと上がる階段の正面。階段下から見上げると、敷地の高低差を生かした植栽計画により、スリット窓から植栽と空を望めます。天気が良い日に伺ったので、スリット窓が植栽越しに気持ちの良い青空を切り取ってくれました。こちらの空間は照明計画にもこだわりがあるとのことだったのですが、室内側に配置されているのは階段踏面側面のフットライトのみ。昇降に関しては問題ない照度ですが、空間的には少々物足りない…?と思っていたら、スリット窓から見える植栽の脇にスポットライトを発見しました。フットライトのスイッチと連動されたスポットライトは、階段昇降の際に植栽を照らしつつ、スリット窓越しに階段室へと光を運びます。残念ながら照明が映える時間ではなかったので実際に見ることはできなかったのですが、宮重くんが話をしていたあの感じ…完成に自信ありのよう。あえてひとつだけ教えてもらいましたが、実際は高低差を活かした配置計画や考えられた家事動線等、他にもたくさんの見どころがあるこちらのお宅。見学会は今日と明日の2日間ですので、是非ご予約の上ご来場頂ければと思います。
当日のご予約は、お電話にて(TEL.03-3426-1100 世田谷支店)
敷地高低差を活かしたシンプルスキップフロアの家
2016年3月5日(土)6日(日)
10:00~16:00 予約制
会場:神奈川県川崎市
見学会サイト