こんにちは。平成建設の山﨑です。
先日、地鎮祭を実施させていただいたんですが。
お客様の椅子の上には。
座布団以外に、ブランケットとカイロ。
これは嬉しい。用意してくれたのは大工工事部の高橋君。気が利いております。
さて、この仕事をしていて思うことがふたつ。「自分も家を建てたい」そして「いい家具が欲しい」
「家を建てたい」これはまぁ、将来の楽しみに置いときまして。「いい家具が欲しい」こいつが悩ましい。というのも、やっぱり家具は建築に合わせて選びたい!今は賃貸暮らしで部屋も狭いし。買えないことは無いけど、我慢して買わないことにしています。
お客様と家具屋さんに行った時など、素敵な家具に出会ったときはただただ我慢。最近は湘南T-siteのスターバックスで見つけたHAYの椅子。
この椅子が長時間座っても疲れない。読書に最適。でも上記理由で買いません。
こんな感じで「家具買わない生活」を続けているのですが、ダイニングテーブルぐらい欲しいな。と思う事があり、いろいろ考えて作ることにしました。コンセプトは「安い。けど嫌じゃない」大したことないけど、ちょっとご紹介してみます。
さっそく材料の入手から。テーブルの脚はイケア港北店で購入。イケアさんではテーブルをカスタマイズする為に「脚」だけ売ってるんですね。一脚1,500円。これは安い。けど嫌じゃない。
続いてイケア港北店のすぐ近くにあるコーナンへ。ここでテーブルの天板を購入。選んだのはシナ合板。その場で好きな寸法にカットしてくれます。あとはお家で作るだけ。作るといっても、脚に天板を乗せるだけ(笑)ただ嫌な箇所が一つ。合板の端部。建築屋さんがよく言う「小口」って箇所です。無垢材を使えばそのままで良いのですが、合板だとどうしてもこの小口の処理を考えなくてはいけません。このままだと無骨で綺麗じゃない!
ここで登場するのが「小口テープ」 カットした合板の小口を隠すためのテープ。合板を無垢っぽく見せる。要はフェイクですね。。。
このテープをこんな感じで貼っていきます。
これを貼っている時「建築屋なのにこんなのでいいのか。」なんて思いつつ。ただ今回のコンセプトはあくまで「安い。けど嫌じゃない」ここは安さ重視です。あとは塗装するだけ。木は塗装しないとシミや汚れで汚くなります。またその質感は塗料を何にするかで決まります。
今回の塗料は「オスモカラー」これは僕の好きな塗装剤。おおよそ市販品の塗装はウレタン等で、木の良さが奪われています。オスモカラーは植物のオイル。木の良さを最大限に引き出してくれます!石油製品ではないので人に優しい!
塗装が乾けば完成。材料費は全部で8,000円ぐらい。どうしても安い感じは否めませんが、市販品の安い物より質感が嫌じゃない。あくまで自己評価ですが。
やっぱいい家具欲しいな。
平成建設の山﨑でした。
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