高台の上に立つお住まい。こちらは玄関・部屋・水廻り、すべて完全に分離したタイプの二世帯住宅の現場です。なんとも眺めの良さそうな現場です。親世帯は、1F。子世帯は2Fです。
どうやらロフトに設置予定の木製手すりの間隔を悩んでいるようです。
微妙に間隔を変えて・・・。3パターンくらい試したでしょうか。
少しの違いで全く異なる表情をみせますね。小さな配慮が空間を大きく変えます。「低くしたらダメなの?」「落っこちちゃうからダメです」、「横にするのはだめなの?」「足をひっかけたら落ちちゃうからだめです」なるほど。
決まりましたー!と荻野スマイル。
手すりのピッチは、その場で監督に伝えられ、監督から大工へ。なんともスムーズなやりとり。どんな間隔で、どんな仕上がりになっているのか気になりますね。それはまた今度ご紹介いたします。
帰路につく車の中で、荻野とメンタルの強さについてのトークに花が咲き、「『人生は半分がブルー』なんですって。」と荻野。これは荻野曰く、girlという映画の中のセリフらしいんですが、「つまり『人生って半分くらいブルーなことがあるものだ』ってことらしいんですよ。」と荻野。車中でその言葉を思い浮かべ、私:「なんか気持ちが楽になるね!」。荻野:「ですよね!」と。私:「なんか病んでるね!」。荻野:「なんか病んでますね!」と笑い合いました。いい言葉だなと思いました。