壁・天井の下地がどんどんと出来上がり、新しい空間が徐々に見えてきました。
部屋の間取りがガラリと変わり、以前と全く異なる空間になったH様邸。
以前は北側にあり、暗かったDKが南東側に移動し、明るく開放的な空間へと生まれ変わろうとしています。
以前は、純和風住宅によくある間取りで、台所とは廊下を挟んだ和室がリビング兼客間でした。今回はLDK一体型となり、ご家族団らんの時間も過ごしやすくなるかと思います。
今回のLDKの天井高さについてですが、L:リビング、D:ダイニング、K:キッチンの3か所でそれぞれ天井高さを変えています。
キッチンはレンジフードの吸い込みのことや、収納部分のことを考慮し、236cm。
ダイニングはじょうさんだちを活かした、347cm。かなり高い天井です。
リビングは畳の床座になるため、280cmに落としています。
天井高さによってかなり印象が変わります。
床座なのか椅子座なのかによっても目線の位置が変わるので空間の感じ方が変わります。
椅子に座ると120cm、床に座ると80cmくらいです(私自身)。
40cmの違いがあります。
また身長180cmの人と154cmの私では、約25cmも目線が違います。
使い勝手や座り方などによって天井の高さを変えることでより居心地の良い空間となります。
しかしながら、某CMでもあったように、(天井が高いことが自慢の奥様と本当は天井が低いところが好きな旦那さんのやり取りがありましたよね。)天井の高さは個人的な居心地の良さ=感覚的なものもありますので、ぜひ色々な空間で自分の好きな天井高さを体感してみてください。